香港でタクシーは「的士」と書くんだね↓ (笑)
香港等に渡るフェリー乗り場の前にパン屋があったので、ちょっと覗いてみたら、、、
あれ?なぜか日本語がいっぱい! パンの値札にも日本語薬事が書かれているし、なぜだなぜだ。
とりあえずカレーパンとツナパン、そしてもう一つよく分からないけど面白そうなのを選び、豆乳と一緒に購入。フェリーで10分程度なので、すばやくいただいたのでありました。
全般的にみて、パンの品質は軽く、とにかく粉を少しでもつかわず膨らませるタイプのものだったけれども、フィリング(具材)がなかなか味わい深い。とくにツナパンがとてもいい。というのは、醤油味ベースっぽいんだよね。日本のようにマヨネーズタイプと、いろいろ増粘多糖類で量をごまかしているツナもどきではなくて、ちゃんとツナだった。
カレーパンは、昭和の味。
そして正体不明だったこのパンだが、、、
上にかかっている毛糸のようなものは、東南アジアでよく見られる豚肉の皮などをロールしてそぼろ状にしたもの。それとマヨネーズですね。そこはかとない味で、なかなかこれもよろしい。
香港島で美味しい昼ご飯といえばここなんです、と連れて行っていただいたのが「夜上海」というレストラン。
昨日の北京楼ほどではないがかなりゴージャスな作り。さまざまなひとたち、家族連れなどが食事を楽しんでいる。
席にサービスで置かれているXO豆板醤という、この店オリジナルの調味料が旨い!
ペニンシュラホテルのXO醤よりキャッチーで旨いんじゃないか、、、という印象だ。
ここではオーソドックスに点心なども楽しむ。
小篭包、美味しい。中にたぷたぷしているスープ、滋味深い。
大根パイ?も生地がサクサク、中の具材はとろーり!
サンラータンもとても上品でおいしゅうございます。
「ここの麻婆ナスは美味しいですよ」というので、ナス好きの僕としてはそりゃあいかないとね!
うん、確かに美味しい! 日本の味付けとは少し違って、甜麺醤危機まくりという感じではなく、意外にさっぱりした味わい。
そしてこれが旨かった!
中国の家庭料理、家常豆腐。 すばらしい味だったなぁ、、、
豆腐がですね、ちょっとニガリでうった豆腐と違う食感なんですよ。おそらくこれはグルコノデルタラクトンで固めた豆腐だろう。ブリンとした感じが強いのだ。でも、その食感が、この家常豆腐にはすごくマッチしている!ちょっとびっくりしました。
干しエビの焼きそばも美味。麺は乾麺の卵麺。
オイスターソースや中国醤油を奥深くきかせている。
そんで、今回もっとも悶絶したのがこれ!
雲南白茄子というメニューをみたので、よくわからないまま頼んだんだけど、これが素晴らしすぎて大感動!
ご覧の通り大ぶりに切った茄子を蒸して、醤油ベースのタレとおろしニンニクをたっぷりまとわせた料理なのだが、、、
茄子のトロトロ感、甘み、ジューシーさがハンパでない!この食感の絶妙さ、いったいどんな茄子なんだろうと思ってたら、ディスプレイされていた。
これが雲南白茄子、、、
ご覧のようにとてもおおぶりな姿。白茄子というけれども、ナスニン色素は発生するようで、日本でよくある青茄子とはちょっと別種のようだ。
触った感じはふかふかの膨軟タイプ。いや さすが中国、こんなデリケートな茄子があるとはね。
この夜上海にはまた行きたい!香港再訪時は絶対に来ようと誓ったのでありました。