東日本大震災の直後から、現地で膨大な人数の被災者たちに炊きだしを積極的に続けた料理人たちがいました。彼らはほとんど自腹・持ち出しで炊きだしをしていたため、これを持続的な活動にするために支援金を集め、送金するということをこのブログで行ってきました。
2011年の4月から活動を開始し、総額で1200万円を超す支援をしてきました。このプロジェクトの最後の仕事としての報告書が、ようやく完成します。
昨年の夏、岩手の炊き出しシェフたちを訪ねてインタビューし、明らかになったさまざまな事柄を、報告書にまとめました。
読んでいただくと、「えっ そんなことがあったんだ、、、」とビックリするよ
うなこともあれば、「あの活動がそんなことにつながったんだ」と嬉しくなるようなこと、「なぜ大変な思いをして炊き出しをしてくれたあなたが、そんな言われ方をされなければいけないのか」と怒り出したくなるようなことが詰まっています。
正直いって、喜ばしいことばかりではないのです。この炊きだしを通じて、シェフ達もやはり悩みや、日々の活動との折り合いの中でいろいろなことがあったのです。そんなことも可能な限り書いた報告書です。
実はこの報告書、炊き出しシェフ達に待望されています。彼らの活動を記録したものって、意外に少ないのです。ポルコロッソの純ちゃんは「ホントに楽しみにしてます!」と言ってくれたんですね。ぜひあの活動の振り返りをみなさんと共にできればと思います。
口座に最後に残ったお金で取材を敢行し、素敵な印刷にかけます。紙にしたものは支援をいただいた方々にお送りすることにしています。
が、支援いただいたみなさまのご住所がわかりません。40通近く、メールのエラーメッセージが返ってきてしまいます。もしこのブログをお読みでメルアドを変えてしまった方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記のフォームに現在のご住所を記入してください。
http://my.formman.com/form/pc/8GMIwFwHkvWt3Puj/
支援金を出していないけれども、報告書が欲しいという方のために、PDFでも公開する予定です。冊子は、支援金を送って下さった方にむけてのものですので、支援金をお振り込みでない方はご遠慮下さい。
また、ご友人で支援をしていただいた方で、このメールが届いていない方(けっこういらっしゃいます)がいたら、耳打ちしてあげてください。
発送はうまくいけば今月末から来月中に実施したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!