やまけんの出張食い倒れ日記

とっても佳いお菓子、みいつけた。GINZA ORIKASAの折笠さんがゼロから創り上げた、美味しくて佳い食材からできた焼き菓子、こだわりやで販売中!

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昨年末に、ちょっと嬉しい再会があったのだ。とはいっても顔を合わせたわけじゃないのですが。家に宅配便が届いたので受取り、差出人の名前を観てびっくり。ヴィヌーベルの折笠さんではないか!

折笠さんは、4センチ極厚の鉄板による鉄板焼き料理をメインに、全国から佳い食材を惜しげ無く集めて提供するGINZA ORIKASAというレストランを経営していた。残念ながら一昨年にお店を閉めることとなったが、ORIKASAでシェフをしていた安井さんはその後、同じ銀座の高知県アンテナショップ二階のレストラン「おきゃく」のシェフに就任している。

ちなみに折笠さんは、佳い食のネットワークもすごい。たとえば北海道の幕別町で無肥料のジャガイモや小麦栽培をする折笠ますらおさんは遠戚だったりする。

■いや、これはビックリしたね! 強烈な甘さ、ここまで熟成された「さやあかね」はみたことない。この芋が無肥料・無農薬でできているという事実。北海道十勝は幕別町、折笠農場のジャガイモは今が旬だ!食べたい人は最後の部分をご覧あれ。
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2012/03/post_236.html

そんなこともあって、折笠さんどうしてる? とズッと思っていたのだ。宅配便の中身はこんな可愛らしい洋菓子だった!

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三種の焼きドーナツに、マドレーヌ。裏を見てみると、製造者がヴィヌーベルとなっているではないか! えっ じゃあヴィヌーベルは洋菓子メーカーとして立ち上がったのか! と驚いた。

しかしなにはともあれ、食べてみないとね。ということで、これを美味しく食べるためにコーヒーを淹れた。

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うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

美味い! これは素晴らしいお味! 周りにまぶされた粉糖のザラリとした食感の下にふんわりさっくりした生地、そして速やかに立ち上ってくるたまごの黄身のこっくり甘い香り!ああ、これぞ焼き菓子だよな、、、とウットリしてしまう。

しかもこの裏面表示が素晴らしいのだ。

原材料名:鶏卵(山梨)、小麦粉(北海道)、甜菜糖(北海道)、米油(国産)、蜂蜜(国産)、水飴(国産)、膨張剤(アルミフリー)、食塩(沖縄)

以上である。わかる人にはこの内容をみただけで、どれだけ吟味して作っているのかがわかる。そして、これだけの素材で味わいと日持ちを出すことがどれだけ難しいかもわかるはずだ。佳さと美味しさの両立。素晴らしいです。

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マドレーヌはもっとふんわり感が強く、生地のキメがムチャクチャ細かい。これもまた美味しいが、僕の好みはより焼きドーナツの方だな。

食べてすぐにお礼の連絡をして感想を伝えたのだが、やはり苦労して再開したらしい。

「お菓子はもともとやりたかったんですよ。いま埼玉県の自然ゆたかなところに工場を作りまして、さんざん研究した末に商品化が成りました。」

いや、本当に美味しいです。 で、なんでこれを今日書いたかというと、あるものを資料撮影のために買って来たのだが、その購入場所が、池袋駅前の地下にある池袋ショッピングセンター(IS)、入ってすぐのところにある「こだわりや」だ。ここに、ヴィヌーベルのお菓子が置いてあるのだ。

「こだわりやさんが扱っていただけるということで、都内などで買いやすい場になっています」

とのこと。

■こだわりや http://www.kodawariichiba.com/concept

撮影用のさるものを購入した後、焼き菓子の並ぶコーナーへ行くと、あったあった。

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焼きドーナッツに、マドレーヌも置いてある。

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SIGMA dp3Quattro

気になる価格は、ひとつ300円だ。 えっ高いって? それ、何が基準で高いのでしょう? 折笠さんが選んだ素材をよくみて考えれば、これはしごくまっとうな値段だと気づくはずだ。だいたい、喫茶店でケーキ食べたらもっとするでしょう?

まあ、だまされたと思って焼きドーナツ(を僕的には推奨)を買ってみて欲しい。この味わいは、ユニバーサルに好まれるものだと思う。

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とりあえずこだわりや池袋店にはしばらくの間、置いてあるはずだ。 「佳い」にはいろんなよさが含まれている。このしっかりした焼きドーナツを食べて、僕が何をもって「佳い」と言っているのかを感じてもらえると嬉しい。

折笠さん、頑張って!