うちの嫁さんが、「母さんの造るコロッケが世の中で一番美味しい!」というのだが、僕はそのコロッケを食べさせてもらったことがない!ということで、我が家にお招きして、揚げたてを食べさせていただくことに。なんでも、ジャガイモを潰したタネにショウガを混ぜるらしい。また、かりっと揚げるための方策がいろいろとあるのだそうだ。連休最後の午後、会社でちょっとだけ仕事をして帰ると、義母さんが「顔を見てから揚げようと思って」と待っていてくれた。
せっかくだから写真を撮ろうと、OLYMPUSのE-M1とNissinのストロボを持ち出すが、ストロボディフューザーが小さなものしかない。そう、熊本で撮りまくらないといけないので、先にホテルに撮影機材を送っちゃったのです。まあこれでいいかと使ってみたら、案外悪くないのでこれでいきます。
もちろんコロッケもせんだって買ってきた網で脂を落とします。このお皿は嫁さんのおばあちゃんが愛用していたという鉢で、大切に使わせていただいているもの。
さあて揚がって参りました!スケールを示すものがなくてわかりにくいけれども、一口二口でたべられる小さなサイズ。その小さめの俵型コロッケを、揚げながら何回も箸でとりあげ、空中で空気を含ませる。
「これがカリッと揚げるポイントなのよ」
と。いや本当にカリリっと小気味よく揚がっている!
ちなみに中のタネのジャガイモが黄色いのを観ておわかりだろうけれども、これは村上農場のインカのめざめです。熟成いもなので甘い!それもあってかむちゃくちゃ旨いです。ソース大好き人間である僕でも「ソースなしで旨い!」と唸ってしまう!
揚げ油は、岩手県大東町の「工房じあぶら」による圧搾菜種油に、先日テレビ放映した沖縄の在来豚である島豚の脂をたっぷり加えたもの。素晴らしい口当たりと香りです。 いや、マジで旨い! 義母さん素晴らしいです。
コロッケって、何個も何個も、あるだけ食べちゃうよね、、、6個いただいちゃいました。
この日はそれだけじゃなくて、短角牛の里である岩手県久慈市山形町から松茸が届いたのでした!届けてくれたのは山形町のくさなぎ君と呼ばれる(笑)短角牛農家の柿木君。ありがとうね~!
土瓶蒸し用の土瓶が二個しかないので、ぼくはお椀でいっぱいいただきました。
忘我と至福の瞬間。
もちろん松茸ご飯も!
やっぱり、海外も好きだけれども、日本の食卓は最高だ!
いただきもので構成された素晴らしき食卓。みなさまに感謝です。ごちそうさまでした!ではこれから熊本に行ってきまーす。
追伸:
久しぶりに発光面の小さいディフューザーで撮影したら、2007~9年くらいの、OLYMPUSのE-3で撮っていた頃のような写真になって、興味深い。そうか、あの頃はレフを立てないで撮っていたので、発光面の反対側がグンと影が落ちてこんな風になるんだった。これはこれでダイナミックでよいね、、、
ちなみにOLYMPUSのE-M1のファームウェアアップが正式に発表されたけど、これでテザリング撮影(Wifiのテザリングではありません)ができるようになった模様。しかもおそらくは有線でなくワイヤレスで。これを待っていましたよ、、、これで、PC上で撮影結果を見ながらライティングを追い込んでいくことができる。とはいっても使う場面は少ないんだけども、OLYMPUSのカメラが商業用にも使えるようになってきた。そろそろNikonも、追加投資なしでテザリング撮影ができるようにならないと、ヤバいんじゃないだろうか。キヤノンはなにも追加投資無しでできるのだけれども、Nikonはソフトを買わないといけないんですよ。これはちょっとネ。