久しぶりに休みがとれたので合羽橋道屋街へ、明確な目的をもって行ってきた。それは、、、ちょっといいお値段のする、ソースより塩で食べてね的なとんかつ屋さんで出てくるときによく使われてる、とんかつ乗っける網。あれがあると、皿に面で着かないから、底の部分がしっかりしたままだったり、キャベツから出てくる水気を吸うこともないしという優れもののアレである。
その昔、静岡の名店「かつ好」で食べた時に網の存在を初めて識ったのであった。なんと大仰な、と思ったけど、いまから思うとあれはとんかつのことを考え抜かれた、優れたシロモノである。
ということで買いに行ったら、どこにでもあるというわけじゃないが、置いてあった。しかもステンレス製や銅製などあり、かつサイズもいろいろ。悩んだ末、「大きいののっけられるほうがいいじゃん!」ということで大サイズを買った。
しかし!
帰って早速、宮崎の弟分・沼口あきのりから届いた豚肉を揚げる間に、キャベツをドカンと皿に盛って網を乗せると、、、
「狭い!」
そうなのだ。網がデカイから、キャベツがあまり乗らない!
うちは肉の3倍量くらいのキャベツを食べるのだが、そういう場合は網がでかすぎて皿の半分を覆ってしまう!しまったこんなこと考えてなかったぜ!
でも、やっぱりこの網があることによって、最後までカリッとした歯触りのトンカツを楽しむことができた。優れた道具は適切に使うことで価値を発揮する。この網を最大限に活かすために、でっかい皿を買おうかな。