そうそう書き忘れていた。マンチェスターに行った主目的はロブさんへのインタビュー。この辺の話はまた今度。そのインタビューだがロブから「時間まで昼飯食ってる余裕がないんで、一緒に食べない?」とのご提案。喜んで！ということで、彼のオフィスの入っている建物の横にあるカフェへ。
カフェと言うよりは料理中心の、ビストロ的な感じの店。黒板メニューみてもわかるように、カフェめしというにはかなりメニューも多く、手も込んでいる。ここで彼が「フィッシュカレーが僕の好みだよ」というので、カレーは飲み物である僕ももちろんフィッシュカレー。
いやーーーー びっくりしましたね。間違いなくすんばらしく美味しい！
フィッシュってのが、小さくカットされた白身魚の破片という感じではなく、フィッシュ＆チップスに使われるような、ハドックの半身まるごとがデローンと入ってるのだ。カレーベースはおそらくクミンにマスタードシードをオイルで加熱、タマネギニンニクを炒めてターメリックとコリアンダー、ガラムマサラにトマトを入れて煮込んだ感じのシンプルなインドカレー。しかし、この白身魚の半身をゴソッと使うってのが実に旨いのである。そうかこれって、フィッシュといえばタラやハドックの半身をフライで揚げたものというイギリスで発展したカレーなのかな、と思ってしまった。
ハドックがほろりとほぐれ、カレーと合うことったらない！サラダもたっぷり、チャパティまでついてきて僕でも食いきれないくらいのボリューム。
惜しむらくはインタビューしながらなので。「おおおおおおおおおおおおおおおおお」とかいって夢中で食べることができなかったことである（笑）
写真はロブのオフィスが入っている、エシカルハウスともいうべき施設。エシカルな取り組みをしている企業だけが入れる、実験的な施設で、国がモデルとして建てたそうだ。住民もいて、各階が環境保全的取り組みをしている面白い施設。こんなのが日本にも欲しい！と思ってしまったのである。