さてマンチェスターでは朝ご飯をホテルに頼んでいなかったので、うちの妻がいろいろ探した結果「Home Sweet Home」というカフェへ。ホテルから歩いて10分程度のところにあるこじんまりしたいい感じのお店。朝の8時半、近隣の朝食をとる人たちが集うとてもいい感じの店だった。
まず頼んだコーヒーが旨い!のでビックリしてしまった。コーヒーフィルターを使ってドリップしたのをFILTERと書いているようだが、これが本当にドンピシャで浅煎り、酸味の効いたクリアな味わいのコーヒーだ。特に何も詳しく説明するわけでもなく、ぶっきらぼうなのに非常にレベルが高い!
このメニューの左上ね。2.2ポンドだからまあ日本と同じくらいか。でもこれ、おかわり何杯でもさせてくれました。
お食事メニューはこちら。
うちの妻はフルブレックファスト、ご一緒している北大の小林先生はエッグ・ベネディクト、僕はベニー・マッチョというエッグ・ベネディクトの変化版。
これがベネディクトの変化版。かかってるのはオランデーズではなくて、サウザンアイランドっぽいソース。生地のマフィンもここのオリジナルで美味しいそうだ。ていうか美味しい。
ほんと、エッグ・ベネディクトは欧米のほうが旨い。何ででしょうねぇ。
そんで大当たりは妻が選んだ「フルブレックファスト」。
こっちにしておくべきだった(笑)
素晴らしきボリューム。朝からソーセージにブラッドプティング、ベーコン、ハッシュドポテト、マッシュルーム、ベイクドトマトにビーンズである。
うちの妻はあまりたくさん食べられないという、すばらしき胃袋の持ち主で、だいたい1/3は僕に廻ってくるので大好きなのです(笑)
いやこれ、素晴らしい。とくに血のソーセージ、ブラッドプティングが最高だ。
あと、頼めば出してくれるHPソースってのが、濃厚きわまりなくとってもスパイシーで素晴らしい。買って帰ろうかな。日本で売ってる?
もひとつ気になってたのが、さっきのドリンクメニューのトップに書いてあったFlat White というメニュー。ここの主的なかんじの、ブルーザ・ブロディを若くスリムにしたような兄ちゃんになにそれ、と尋ねたら、
「いちばんストロングなメニューだ」
という。何がストロング?ときいたんだけどよくわからないので頼んだ。きっとコーヒーがストロングなんだろう、と。しかしぜんぜん違った!
ミルキーじゃん! ようするにラテに比べると、コーヒーの方が多いというのみもの。だから「牛乳入りのなかではコーヒーがストロング」という意味なのであった。そういうことか~ でも大変にテイスティでしたよ。
近所の人たちが朝ご飯を食べ、隣人たちと交流する、いい感じの場所でした。小林先生曰く「うちの近所にあってほしい」。同感です。