ということで、牛タンの写真は全然関係ないんだけど、仙台の「司」の牛タン定食大盛りです。
本日の11時の便にのってちょっくらイギリスに行ってきます。5泊7日の旅程ですが、今回はドライエージングビーフや食材、スーパーマーケットの視察ではありません。僕の北海道大学での博士論文のテーマである「倫理的な消費」に関する調査です。
公正な貿易をうたうフェアトレードや生協運動など、倫理的な消費を促進しようという動きはイギリス発祥のものが多い。植民地支配をしてきた大英帝国時代の反省がそうさせるのではないかとも言われますが、そんなイギリス国内での倫理的消費はどんな状況なのかをみてくる予定。
取材先はいろいろ。
まずはマンチェスターにある、その名も「Ethical Consumer」(倫理的消費者)という雑誌を25年間出し続けてきた編集部へ。EthicScoreという独自基準で、企業をランキング評価するという面白い取り組みをしてきています。つまり「ここで買い物をするのは倫理的」というお墨付きですね。スーパーマーケットのランキングでは、イギリス大手のテスコやセインズベリーといった企業は非常に順位が低く、マークス&スペンサーやCOOPが上位に来ています。こうしたランキングで消費者に倫理的な購買を訴えてきた、その取り組みについて話を聴いてきます。
その後ロンドンに向かい、日本におけるJA全農のような立場であるNFU(全国農業者組合)、小売の業界団体、そして農業ジャーナリストに会って話を聴いてきます。
そういうわけで、時差もあるし、日本からのメールなどへのレスが遅くなる可能性もありますので、みなさまご了承ください!
ちなみに1日夜にマンチェスターに降り、おそらくカレー屋の集まった通りでインド料理を食べるつもり。
イギリス在住の方、ロンドンではケンジントンのCopthorne Tara Hotelに泊まります。美味しい店情報募集、それも食材の仕入れに関してエシカルな方針を持った店だとすごく嬉しいです。The Duke of Cambridgeとかよさそうですね。あと、ジェイミー・オリバーのレストランには行ってみたいのですが、3泊だけなので回れないかもだな。
ちなみにカメラは何を持っていくかギリギリまで悩んだんだけど、D800とシグマ24-105mmは重いので断念。こういうときにはやはりフットワークのOLYMPUS。E-M1に12-40mmを着け、バックアップと動画撮影用にE-M5に18mmを着けたのを持っていきます。ストロボは出発3日前に手に入れたi40ft(フォーサーズ用)http://www.nissin-japan.com/i40.html。こいつがすげーーーーいい!なんてったってOLYMPUS純正のFL-50Rというストロボの体積の二分の一くらいで、たったの200g! 発光の質もバッチリです。重量軽くなった~
ということで、無事の帰還を祈っててくださいませ。もちろん向こうでSIMを手に入れて、随時ブログ更新する予定です。ではいってきまーす!