やまけんの出張食い倒れ日記

特集「日豪EPAとTPPの関係ってどうなってるの?」食のジャーナリストによるメルマガ たべもの最前線 2014年7月21日 第23号

連休でそろそろ頭がぼけてきたなぁ、暇つぶしも尽きてきた、という方はぜひご覧下さい。

■今号の目次:

1.特集「日豪EPAとTPPの関係ってどうなってるの?」 山本謙治
特集へのカエシ:佐藤達夫
特集へのカエシへの返し:山本謙治

2.本当に活きた栄養解説 佐藤達夫
――第8回 ナス

3.食のジャーナリストの日記

このメルマガの特集記事の内容は、共同執筆者である佐藤達夫さんと毎月一度の編集会議を開いて決めているのだが、しばらく前にそこで達夫さんに質問された。

「やまけんさん、日豪EPAというのが大筋合意になって、たべものだと牛肉や豚肉の関税が下がるみたいですね。けど、日本もオーストラリアもTPP交渉に参加している国ですよね?ということは、TPPの内容が決まったら、EPAで決まった内容はどうなるの?TPPは包括的な交渉なのに、なぜEPAという別の交渉を妥結させたんでしょう?」

ううむ、たしかに。TPPは環太平洋戦略的経済連携協定、日豪EPAは日本とオーストラリア間での経済連携協定。どちらもおなじ「経済連携協定」だ。であるならば、これまで喧伝されているようにTPPが非常に強力な自由貿易協定なのであれば、日豪EPAで決めたことよりも優先されるのではないの?

この辺のことは確かによくわかりにくい。しかも、先日大筋合意に至った日豪EPAにおけるたべもの関連の合意内容も気になる。

ということで、今回のテーマを設定させてもらったわけである。できるだけわかりやすく説明したつもりだ。

 

■たべもの最前線 ※一号だけでも216円で購入可能です。

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