土曜日だけども群馬県前橋市へ、某誌のための取材で撮影だ。なので、申し訳ないけど掲載までは店名までは秘密。とはいってもこのブログの昔からの読者ならわかるかも。
群馬県は小麦の大産地だった。いや、いまでもかなりの量を造っている。県の推奨品種は「さとのそら」で、農林61号からほぼ全量切り替わった。職人さんによれば農林61号の方が好ましかったらしいが、その辺は石臼の設定しだいで変わるという話もあるそうだ。
すでに「さとのそら」100%で打っているそうだが俺には以前より旨くなっているようにも感じた。
石臼ですりつぶされて粉になって舞い落ちる小麦。
この時点では白っぽく見えるが、麺になったのを観ると実に黄色く、これぞ全粒粉という色合いだ!
さぬきうどんとはあらゆる面で対極にある、実に美味しいうどん。これぞ関東のうどんである。
そろそろ、全国的にさぬきうどんに飽きて、骨太のうどんが復興する気がするなあ。そんな土曜日の午後でした。