※富士フイルムのプレス関係者向け画像より
富士フイルムから今日発表された新機種、X-T1がむちゃくちゃよさそうだ。ミラーレスタイプのレンズ交換式カメラで、APS-Cサイズのセンサーフォーマット。それに最適化されたレンズ群も充実してきている。単焦点レンズでは「これ使いたいなぁ」と思うようなものがけっこうある。
ご覧の通りの小ささで、オリンパスE-M1のようにペンタ部にEVFが内蔵されている。このEVF、オリンパスE-M1のは驚くほどに見えがよく、これを越えるマシンはなかなか出ないだろうと思っていたが、X-T1の方は有機EL搭載で、しかも35mm番換算の倍率がE-M1の0.74倍より少し高い0.77倍だ。つまりそれだけでかく見えるということ。
しかも、これはちょっと悔しいのが、フォーカスピーキング機能に、ピント位置を示す色が変更できるらしい。E-M1の場合は白か黒だけなので、これはちょっと羨ましい。
しかもなぁ、なんとこのカメラ、E-M1より軽いんですよ。センサーサイズはこっちのほうがでかいのに。うーん、オリンパスは5軸手ぶれ補正機能とかが重さになってるんだろうか。
実をいうと、ぼくは富士フイルムのカメラはとても好きだ。ずーーーーーーっと昔(大学院の時代)にFinePixを使っていたということもあるけれども、週アスのテストレポートでコンパクトデジカメのX10を採りあげたとき、そのあまりの素晴らしさにのけぞってしまった。本気で買いそうになってしまった。
さすがにニコンとオリンパス、シグマの三システムを使っている上に富士フイルムまで持つとマウント過多になってしまうので、ちょっとXシリーズを買うことはできないと思う。けれども、ミラーレス一眼で富士フイルムはかなりいいと思う。ユーザーがちょっとだけ、羨ましい。