ということで、数枚現像しました。どう客観的に見ても美しい光景である、と思うので、勝手ながら食い倒れ文化遺産に登録させていただきます(笑)
では、お楽しみ下さい。
田野に入ると、こんな風に三角のやぐらがあちらこちらに組まれている。
整然と大根がかけられている。大根の青い葉っぱ部分を結びつけているのだと思う(そこまで確認できなかった)。
なお、やぐら本体の▲を作る太い竹だけではなく、もう一重の▲があるのがわかるだろう。これは、雨が降ったときに大根がぬれないようにブルーシートをかけるのだが、それを効率的にかけるために滑車が上にしかけてあり、それを登らすためのものらしい。この方式になるまで田野町でもさんざん試行錯誤してきたとのことだ。
中に入るとストーブがいくつも配置されている。夜間、凍らないように、そして水分を抜くために火を焚くのだ。以前は薪を燃やしていたそうだが、そうすると燻し香がついてしまい、秋田のいぶりがっこ用の燻し大根になってしまう。ということで、いまはストーブを熱源にしているのだそうだ。
ここまで整然と並ぶ大根、美しいではないか!
美しく、そして美味しくなる風景。これを食い倒れ世界遺産と勝手に呼ぶことにしたい(笑)
ではこの大根がどう漬け込まれるのか。次回はその辺を書きましょう。