E-M1 12-40mm 店内の地灯りで撮影
今年は昨年に引き続き、トルコとの関係が深くなった年でもあった。6月、1週間にわたるトルコの旅の内容は、まだちょっとしか書いていない。週刊文春に掲載された記事のほとぼりがさめたので、さあ書こうと思ったら、トルコで壮絶な反政府デモが起こり、ちょっといま食べ物の話しどころじゃないなぁ、と思ってちと沈黙。そろそろ行くかと思ったらオリンピックの開催地がどうなるかこうなるか。実は僕は、ぜったいにイスタンブールになるだろうと思っていたのだ。そこで、どうせなら開催地決定後にドカーンとやろうと待っていたのだが、、、なんと結果は東京に。うーん、じゃあ残念だけど再開しようかと思ってたら、今度はカッパドキアで日本人女性旅行者が襲われる悲しい事件が。
まあそんなこんなで、機会を逸してしまっていたのだが、ネタはめっちゃたたらとあるので、これから書いていきます。
さて、それで日本の美味しいトルコ料理の店、イズミルへ。実はイスタンブールでの一日目、阿エリフに逢うために遊びに来てくれたシベールさんという、優雅なマダムがいらっしゃった。
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2013/06/merhaba_turkiye_9.html
そのシベールさんが来日しているという!ので、逢いに行ったのです。
相変わらずお美しいシベールさん。彼女はトルコの人だが、夫君はドイツ人で、どうも話を聴いているとむちゃくちゃエリートなご家庭。実はうちの嫁さんと母も一緒にトルコに行ったのだけど、僕がトルコ料理ツアーに出ている最中、うちの家族はシベールさんの家に招かれてゆっくりさせてもらったのだ。
トルコ料理は前菜が最高に旨い。いつもこの前菜盛り合わせであるカルシュク・メゼで終わってもいいなあと思うくらいだ。
そして、トルコに行ってよくわかったのがこのスープ、「チョルバ」の多様性と重要性だ。
チョルバは日本の吸い物的な感じで、とにかくいろんなチョルバがある。そして、日本では考えられないようなレシピも非常に多いのだ。もし次回があるならば、チョルバをもっと勉強したいと思っている。
さてこの料理を出す時、エリフがにやにやしてきた。
あっ この料理は!先に示したイスタンブール一日目に偶然みつけた「エメッキ・サライ」の名物料理ではないか!ナスのペーストの上に羊肉のケバブ。これが旨いんだよ!
「これ、まだ定番料理にはできないけど、予約してくれる人だけに出そうかな、、、」
とエリフ。そろそろまたメニュー改定するかい!?
そして定番のドネルケバブ。いろんなところでドネルを食べるけど、この店のドネルは相当にいい線いってると思う。
エリフ、ごちそうさま。シベールさん、日本を愉しんで下さいネ!