カレーマニアならばこのマークをみて、なんというカレー屋さんの皿かわかるはずである。しかしですね、この皿を使うカレーチェーンは、大阪と神戸、そして東京にしか出店していないのにも関わらず、この写真を撮ったのは札幌なのですョ。実は以前からこれ、謎だったんだけど、本日とうとう実食してきたのです。
E-M1 12-40mm f4.0 1/100
晴れ男のはずなんだけど、この北海道行は曇りまたは雨。歩き時はたいがいやんでくれているのだけれども。おかげでクッキリした写真は撮れないけど、しっとりした感じだ。シャッター速度が遅くても、効きのむちゃくちゃいい手ぶれ補正でほぼ停まる。シャッタースピード1/20くらいまではなんとかなる感じで、D800だとこれはあり得ない!センサーが小さいと言うことは、手ぶれ補正のユニットにかかる負荷も小さく、効きのよい補正を実現しやすいということらしい。
さて、さて。
札幌駅の敷地の隣のブロックの地下に、カレー屋さんがあることは昨年から発見して識っていた。とおりがかり、まだ空いていなかった時間帯だが、ガラス越しに見える食品サンプルが、あきらかにあの大阪のインデアンカレーの楕円形の皿に載っているのだ。
なんで!?
もちろんインデアンカレーの支店ではない。だいいちこの店、名前が「印度」である(笑)
実はインデアンカレーの社長さんとは仲良くさせてもらっているので、真相を聞いてみたところ、なあるほど、そういうことでしたかという話だった。言っていいかどうかわからないのでその真相部分はなしだが、この店とインデアンカレーはなんらの資本関係もない。ただ、皿については非合法な方法で入手して使っているわけではない。いろんないきさつがあって使われているようだ。
まあ、いいじゃないか。そこにカレー屋があるんだ、喰っていかないわけにはいかないだろう?
ということでスペシャルカレー大盛り。
フランク、エビフライ、イカフライ、サラダが載る豪華版である。
ルーのテクスチャは小麦粉でテラテラとしており、なんとなく元祖インデアンをほうふつとさせる。が、味はまったくの別物だ。いやまったくの別物というわりには、ルーの滑らかさに類似点もある。しかし基本的には別のものとしていかねば、後悔することになると思う。
意外なことに、メニューには少し類似が多い。カレースパがあったり、、、ただ、インデアンはたまご以外のトッピングがないので、違うと言えば全然違うのだが。
店主さんが好きなのだろう。ジャッキー・マクリーンカルテットやセロニアス・モンクの楽団のサインが飾ってある。けどホンモノなの!?そんなに長くいきてたっけ?
ということで、一つの疑問解消。インデアンの皿を使っているけれども、別の店。でもカレーはカレー。美味しくいただきました!