特徴ありすぎな名古屋めしの中でも、あんかけスパゲッティの置かれている位置づけはいまだに全国区になっていない、極めてローカル色の強い食文化である。
僕はもっぱら元祖の店であるヨコイかチャオで食すことが多いが、今回、市場業者の集まりで愛知に集まることがあったため、若手経営者数人を誘って食べに行くことにした。
店は、実はまだ足を向けたことのなかった「発祥の店」である「そ〜れ」だ。ヨコイが元祖なのになんでこっちは発祥?実は、そ〜れであんかけスパを考案した方が独立して始めたのが横糸言うことなのである。
「そーれ」ではなく「そ〜れ」であることに注意!ちなみに登記はどうなってるんだろうね(笑)
もう扉を開ける前からコテコテの名古屋クラシック文化がただよう。
市場関係者の若手達も「初めてなんですよぉ」とみなワクワク。開店直後なのに沢山の人が入っているのでビックリしてるの図。
もちろん注文は「ミラカン」です。ミラネーズ・カントリー。
仙台から来たケイちゃんはポークピカタのせ。
あとの二人は金曜ランチ。これがまた旨かったらしい。
みよこの極太麺と、具材の量!炒め玉葱が大玉まる一個分入ってるんじゃないかと思う。
そ〜れのスパはラード臭があまりしない。サラダ油なのかな?あっさり風味で僕にはちとぎとぎと感が物足りなかったが、ソースは美味しい。コショウが含む「ピペリン」という物質の香りと刺激で、ぽっポッとしてくる。
そして、脂少なめ?という疑問はやっぱり杞憂だった。この食後の皿をご覧あれ(笑)
ということでこれから名古屋の市場視察です。