種採り農家・岩崎さんの野菜をDP3Merrillで撮る。やっぱりスゴイ!新・料理用カメラになるかもしれない実力!
さあて、それではお待ちかね、DP3Merrillで、ライティングをした上で料理写真を撮ってみました。料理と言うよりは野菜茹でたり切ったりしただけですが、、、
でも被写体になっているのは、長崎県の雲仙にて、おびただしい数の自家採種をしておられる岩崎政利さんからいただいた野菜たち!
DP3mの作例は、おそらく自然光で撮影したものはたくさん出てきていると思うけれども、外付けフラッシュを使ってのものはあまり出ていないでしょう。参考になれば幸い。
結論として、DP3mは素晴らしき料理撮影マシンであることが判明!マジでこれはスゴイ!撮影情報とともにお楽しみ下さい。
岩崎さんが育てているカブ菜。もちろん蕪なのだろうけれども、根茎部を食べるのではなく葉茎を食べるもの。塩ゆでしただけであまりにも豊かなアブラナ科の風味と、とろけるような味わい、心地よい歯切れ感。素晴らしいです。
ファイル名 _SDI0193.X3F
ファイル形式: X3F
画像サイズ: 44.3 MP (3136 x 4704 x 3)
ファイルサイズ: 48.08 MB
場所: /Users/yamaken/Desktop/2013年3月2日
撮影日: 13.3.2 6:42:03 PM
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 100
ホワイトバランス: オート
カラーモード: ビビッド
フラッシュ: 発光
シャッター速度: 1/100
絞り値: F4.5
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: AF-Sシングル
焦点距離: 50 mm
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影
カメラ: SIGMA DP3 Merrill
では、ピントイチの等倍をお見せします。SIGMAPhotoProにてTIFF形式にしたものを、SilkyaPixにて等倍切り抜き。シャープネスは一切かけていません!
どぉーですか!?
F4.5でこの精細感! 全体写真の背景のボケも予想通り美しい。
ちなみに、F6.3まで絞ると、皿全体が被写界深度内に入ってくる。
どちらの表現がいいかは、撮影者の好みとTPOで使い分ければいいだろう。僕のフライデー連載用写真の使い方だと、F8くらいがちょうどいいかもしれない。
おつぎは、岩崎さんが大好きだという、宮崎県の椎葉村のおばあちゃんからもらったという平家大根。少し紅色がイメージと違うけど、これは現像処理のパラメーターで調整しないといけないところ。けどその時間が無いので、そのまま出します。
ファイル名 _SDI0233.X3F
ファイル形式: X3F
画像サイズ: 44.3 MP (3136 x 4704 x 3)
ファイルサイズ: 48.67 MB
場所: /Users/yamaken/Desktop/2013年3月2日
撮影日: 13.3.2 7:09:40 PM
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 100
ホワイトバランス: オート
カラーモード: ビビッド
フラッシュ: 発光
シャッター速度: 1/100
絞り値: F3.5
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: AF-Sシングル
焦点距離: 50 mm
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影
カメラ: SIGMA DP3 Merrill
F3.5まで開けても、やっぱりピントイチの大根の断面部分、繊維がビシッと解像しています。等倍だと、染み出ている水分がはっきり視認できる。
SIGMA DP3mは、35mmフルサイズに換算すると75mmという、料理写真に非常に使いやすい焦点距離のレンズを搭載した、超高性能カメラだ。今度、本番撮影に三台のDPシリーズを持って行き(他のカメラを持たず!)、投入してみようと思う。さあて、どうなるだろうか、、、