しばらく前にいきなりフジテレビから「審議員になっていただけますか?」と連絡があった。
この番組、僕が高校生の頃かな?に夜11時枠で開始された第一回目から僕は観ていた。様々なジャンルの料理人が鍋を振るのを、「おーっ」と思いながら。だから、もちろんその審議員の就任にはOKした。
先日収録があったのだけれども、その対決が、明日の夜に放映される中華の脇屋シェフvsイタリアンの山田宏巳シェフだ。その内容を知らされて、うおーーーーっとすげえ対決だな、とビビッた。いろんな意味で。
そして、収録現場に行って初めてプロデューサーさんとかと挨拶するなかで、懸案だったことを尋ねた。
「あの、真面目に審査していいんですか?」
この番組についてはいろいろ言われているが、みなが思うのが「台本あるんじゃないの?」ということだろう。でも、控え室にあった台本は、「ここで審議員、評価をつける」というような、おおまかな進行だけが書いてある台本だったのだ。
僕のこのぶしつけな質問に、プロデューサーさんニヤリと笑い、
「もちろん!本音で書いて下さい!!美味しくないものを美味しいと書いていただく必要はありません!」
ということで、僕の採点は本気のもの。番組終了後に、その採点内容について解説することにしようと思う。
結果はもちろん言えないんだけど、びびったなぁ。そのセットの威容にも呑まれたけれども、素晴らしい内容だった。本当に一発撮りなんだもん!撮り直しとか一切なし。ガチの勝負でした。マジで。
この番組、3月打ち切りとかスポーツ紙が書いているけど、僕は何も聴いてません。これだけの番組、打ち切っていいんかいな?とても面白いコンテンツだと思うし、現場に行って改めてスゴイ!と思っちゃったね。
ということで、明日は絶対に観た方がいいですよ。どっちが勝つにしても感動しちゃうと思います。