さあて、いよいよ昼食だ。
さあて、この店名↓はまったく読めないぞぉ。なんて発音するんだろうか?
投稿後、僕のことをトルコ料理の世界に誘ったブロガーである「おうさるさん」より、店名の読み方を教えていただきました!
「パート4のお店は「ゼイティンヤール」と読みますね。そのまんま「オリーブオイル屋」って感じです(笑)トルコの国技オイルレスリング(ヤールギュレシ)でもわかるように、ヤール=オイルです。ゼイティンがオリーブ。しかし激しく美味しそうなロカンタ...」
そうだったのか!なんか、「次はオリーブオイルの店よ」と言われたから、オイル屋さん?と思ったんだけど、店名がそうだっつうことだったのね!(笑)おうさるさんありがとう!
Zeytinyaghに入店。すると、いきなり色とりどりのデリスタイルの総菜が並んでいた!
なんとこの若者がこの店のオーナーであるイルハン君だ。36歳だったかな?実はこの旅では35〜36歳の料理関係者にやたらと会ったのだ。トルコの35歳は脂が乗っているらしい!
「いいから中に入って撮れ!」てかんじでぐいぐい僕らをショーケースの内部へ引っ張り込む。いいの?あ、でもすげー品目数のバットが並んでいる。
なんとこの店、60種の総菜を造っているという。それを、毎日日替わりで組み合わせて店頭に並べているというわけだ。
それにしても野菜・野菜・野菜のオンパレード。トルコ人は日本人よりも全然、野菜を食べている率が高いがする。
あ、でももちろん肉や魚の皿もあるよ。
このほうれん草おひたしみたいなあえものは本日のスペシャルだそうだ。うーん旨そう!
日本でもおなじみのドルマ。ピーマンのピラフ詰めですな。
お米ものもちゃんと、確保されております(感涙)
「ほしいもの教えてくれたら何でも持ってってやるから!」
みたいに言われた気がして、よしっと思って食べたい感じのをバンバン指さしていったらこうなった(笑)
えー まだまだ出てくるんですが、収集つかないので中盤で撮影しちゃいました。
羊?のレバーをスパイスで風味付けしてカリッと焼いたものに、長ネギ!トルコではネギを使うのだ!
トマトの風味香るクスクス。ご飯のようでおいちい。
これが本日の目玉! 名前のワカラナイ(覚えられない)青菜の和え物。アブラナ科であることは間違いない、と思うのだが、、、(笑)奥行きのある香りがあって、ちょっと渋くて、僕好みだ。
さきのドルマ。中に詰めるのが普通は米だが、肉であったりする場合もある。肉の時はメインになることが多いらしい。
こちらはブドウの葉を使ったドルマ!
農業関係者なら「あれ?」っとおもうでしょう。大根の葉っぱです。エリフも「大根の葉っぱよ」といっていた。そう、地中海はアブラナ科植物のゆりかごだったからね!
これらの料理の味と香りを下支えする、色とりどりのスパイス!トルコ料理には例外なくこれらが使われるが、インド料理のようにビカッとそのスパイスが強く働くのではない。むしろ控えめな脇役的使い方で、でもそれがしっかり味を決めるという感じの使い方なのだ。
野菜料理とならびトルコが誇るパン文化。
魚料理のプレート。鯖の串揚げが、なんか青森県八戸市あたりの鯖の食べ方とデジャヴする、、、
これ絶品なり。キョフテ(肉団子?)をマッシュルームの軸をとったところに詰めたもの。キョフテの肉の香りを増幅するようなスパイス使いに、油を吸ったマッシュルームの滑らかな食感が絶妙にマッチ!
ズッキーニのサラダ。もちろん白和えのようなあえごろもはヨーウルトです。
では、いただきまーす、という集合写真をみて、全部は撮り尽くしてないことに気づいた。あー、撮りこぼしてたわ。
本日のスペシャル、イシティキョフテ!ピロシキのようだが、こっちのほうがビビッドに旨いぞ。
イヤーマジで旨い。ここでインタビュータイム、のつもりだったんだけど、なんかこのホール担当のお姉ちゃんが実になんというか色っぽくて、ついついきかなくてもいい質問とかまでしちゃった(笑)
ここまでのお総菜すべて、実に家庭の味をプロとして延長したという感じの、身体に優しい味である。塩が尖ってないし、野菜はほんとうに潤沢に使っている。
そして極めつけが、あまりに旨いデザート!
中でも僕が大好きになったのがこれ!
えーと、これはハッシシの種をふんだんに使ったケーキなのだそうです。うわー
こいつが死んじゃうんじゃないかと思うほどに旨い!
実はこの時、例の新聞記者さんやテレビカメラさんとかが来ていたのだ。
俺ってそんなに珍しいの!?
デザートは、これもトルコでよく出会うことになったアイヴァという果実のコンポートとカイマック。
いやもう満腹ってもんじゃないです。けれども、インパクトの柔らかい野菜中心だから、まったく負担にならない。一応、出された全種を食べました。もちろんどれも美味しかった、、、
まだ若き店長とホール担当のお姉ちゃんに感謝!歴史を作っていって下さい。
旅はまだまだ続く!