オーストラリアの大手ミートパッカーであるJBS社の案内で、羊と牛の牧場を廻る。ハリソンとガイ、という二人の気のいいオージーの先導。ここは出荷を控えた牛たちがいる牧場だ。通常は放牧されているのが、出荷のために一カ所にまとめられている。
おっ 赤毛のやつは、短角の祖先であるショートホーンか?と思ったらこれはレッドアンガスだった。でも白面の牛もいて、なかなかこちらの牧場は賑やかだ。日本だと品種の統一が進んでいるので、一つの牧場内でみられる牛の品種は明確に区切られていることがおおいから、なんとなく新鮮だ。
それにしても、だ。牛の関係者だったら皆思うだろうが、、、これはパスチャーフェッド(質の良い牧草での肥育)だからということもあるけれども、そもそもこちらの牛はそんなに大きくならないうちに出荷してしまう。22ヶ月くらいからどんどん出しちゃうらしいのだ。だからあっさりした味わいなのか、と合点がいく。
20代だろうか、若いタスマニアン・カウガールがこの牧区の看守をしている。
さわやかな笑顔の女性で、もっとこの人の写真を撮らせてもらえばよかったと後悔している。
気のいいオージー達ばかり。あ、一昨日の晩、アデレードを歩いていたら、間違いなくヤバイ系の客引きが、相手にしないで居たら「ファック!」と罵ってきたけれどもね。そんなのはおいといて、オージー達はほんとうに気分のいい人たちです。