OM-Dには、標準ズーム12-50mmが合うことは書いた。ここ二週間ほど使っていて感じるのは、当たり前のことだけども、いいレンズじゃないといい絵をはき出してくれないということだ。PENシリーズなどに最初からキットレンズになっている14-42mmなどのレンズは、撮れはするけれども感動はしない。どうせ買うなら佳いレンズを買う方がいい。ボディと違ってイイレンズはずっと使えるからね。
12-50mmはギリギリのラインで「いいレンズ」と言える。それはお手軽なマクロモードが付いているからだ。
筐筒についているボタンを押しながらズームリングを押し込むと、約60mmの焦点距離に固定となり、マクロモードになる。そうすると、接写ができるのだ。これが意外に楽しめる。
ただしボケについては、それほど期待しないほうがいい。余程被写体に迫らない限り、バーンと後ろをぼかすことはできない。だから、ギリギリラインということ。
けれども、これでかなりの撮影をこなせそうです。12-50mmに45mmF1.8の組み合わせがあれば、だいぶいろんなことができるでしょう。
ありきたりの風景がなぜかドラマチックになってしまうドラマチックトーンも健在。
さて、これからお米を巡る問題の追及に出かけてきます。