いやー オリンパスのEシリーズを使っていた人間として、かなりひいきめになっていることをさっ引いても、今回ばかりは脱帽です。すっごくイイ!なんつってもかっこいい(笑) 上の写真にあるように、別売りの縦グリップを装着すると、とたんにプロ機のような「かっちょいい道具感」が出てくるのだ。
縦グリップには電池をもう一つ内臓できるので、持続時間の強化ができるという意味と、そして縦位置写真を撮影する際にも、手を縦グリ側についているシャッターボタンによって横位置写真と同じように撮影できる(わかりにくくてゴメン)という意味がある。プロ機はほぼさいしょから縦グリ付きだから、ちょっとカメラが好きな人はこれに憧れるわけだ。
このOM-Dの発表会に行った時、展示してある本体に縦グリが着いてるのを観て、僕は興奮した。問答無用にかっこいい!しかも、これならば大柄なZDレンズ(マイクロではないフォーサーズのレンズだ)を着けても、取り回しが楽になる!とそう思ったのだ。
実際にそうだった。この日のためにとっておいたZDレンズを、アダプター経由で着けてみる。まずは、名玉中の名玉、50mmマクロD2.0。35mm換算だと100mmになるマクロレンズだ。
うん、一眼レフライクな面構えになるけれども、これミラーレスなんですよ。鹿も写真を見ると大きく見えるかもしれないけれども、これ、すさまじく小さいのです。僕の手を入れて撮ればよかったね。
お次は、フォーサーズ時代に僕の大のお気に入りだった25mmF2.8 。つまり35mm版でいえば50mmの標準レンズですね。
こいつが、アダプターをつけてもすこぶる小さい!
かっこいいじゃん、、、
この25mmに、新しく発売されたFL-600というストロボを使って、ライティングをしての撮影実験をしてみました。
ピントは真ん中の45mmF1.8 レンズの、「45mm」という部分にマニュアルで合わせて、絞りを段々に絞っています。
■F2.8
■F4.0
■F5.6
■F8.0
■F11
どーですか! F5.6あたりが一番、美味しいラインかなと思うけど、フォーサーズ時代のほぼパンケーキレンズでこんな絵を撮れてしまう。かなりいいよね。
ちなみに、ZD50mmで撮影したのはこちら。F2とF11の二枚だけ出します。
■F2
F11
どっちも素晴らしいよね!とくにF2の方では、玉ボケの形が正円で綺麗。口径食がほぼ無いということもオリンパスのシステムの佳さだった。それが、OM-5できっちりと価値訴求できる!