※縦グリップつきの画像、オリンパスの公式サイト以外のものを掲載していたのですが、オリンパスさんから公式画像提供があったので張り替えます。
オリンパスが先日発表したOM-Dシリーズの初号機E-M5。僕はとある機会に、このテスト機を触らせてもらっていた。まだ内部機構など完全ではなかったし、撮影できた画像をもらうことができなかったので、画質について云々することができない。
けれども、ちまたで「なんだこのデザインは!」「EVFがショボイ」などネガティブなことを言う人が多いのに違和感を抱く。
だって俺、すげーかっちょいいと思ったんだもん!
ただし、条件がある。それは、縦グリップをつけること。
この縦グリの出来は、相当いい。まずこの写真だと比較物がないのでわからないだろうが、とにかく小型軽量!なので、縦グリを着けてもごつくはならない。そして縦位置写真を撮るために、反時計回りに持つと、親指が必要なダイヤル類にすっと届く。再度書くが、この写真だと割と大柄、と思えるだろうが、持ってみればすんごくちっちゃいのだ!
でも、小さいからといって、ちゃちな感じはしない。逆に、僕はこのボディが出たことでようやく、フォーサーズのZDレンズをマウントアダプタ経由でばりばり使えるぞ、と思った。
伝説のフォーサーズZDレンズである50mmマクロは小型レンズだから、E-P1などに装着しても違和感はなかった。しかし、どでかいレンズ群、例えば50-200mmを装着すると、E-P1だとすんごく違和感ばりばりになってしまう↓
まあ、こうなることはわかっていた(笑)
ただし残念なことに、EVFがない、背面液晶のライブビューをみながらシャッターを押すという態勢下において、このレンズ前面が重いというバランスはキツイ!
なので、マウントアダプタ経由でZDレンズを使えるとわかっていても、あまり使わなかったというのが本当のところなのだ。
しかし!
今回のE-M5はEVFが内蔵だ!
だから、がっちりと眼を押しつけることで、両手とおでこの三点保持ができる。縦グリを着ければさらにバランスがよくなるだろう。従って、ZDレンズ資産を有効に使える可能性大なのだ!
俺もようやく、50-200mmを再度使える、とホッとしているのであります。なにより、マクロレンズも発売されるしね。もう、言うことナシです。
あ、そうそう、すでに発売されているED12-50mm F4-5.6がキットレンズに着いている。僕は最初、こんなF値の暗いレンズ、いらねーよと思っていた。しかし、触ってみて驚いた。しっかりしているし、スイッチ機構で70mmだったかな、の焦点距離固定でマクロ撮影ができる。なかなかいいレンズでした。
ということで、E-M5はいいカメラだと思いますよ。目下の俺の悩みは、D800は仕事機材だし買うことにしているけれども、このE-M5をどうするか、であります。うーんと悩みます。
とこでオリンパスさんからいただいた公式画像。こちらはシルバータイプのモデルに縦グリをつけたものだ。
うん、やっぱり決まってる。僕の好みはブラックだけどね。
それと、グリップ用のストラップを着けた状態の写真。
でもこれだと、縦グリの意味がないな(笑) 縦グリをつけると言うことは、縦位置写真は縦グリ側のシャッターボタンを操作することが通常なんだから、このストラップは必要ないというか、邪魔なような気がする(笑)
ともあれ、このモデルにアダプタ経由でZDレンズをつけてどうなるか、興味津々だ。ちなみに、AFはズバズバと合う。スポーツなどの激しい動体だと厳しいだろうが、そうでもなければ全く問題はないと思う。
つまり、ミラーレス機というかノンフレックス機というか、どちらでもいいけど、そろそろ遊びモードではなくなってきたということだろう。