2011年8月22日 from 出張
なんとまあ、北海道でもシケの時は魚が獲れないし、盆明けには市場にもなんも入ってこないものなのだ。盆だからといって遠方に行くもんじゃないな、、、と思っていたけど、あるところには旨いものがある!
6人前の握りが壮観!でも人数は4人です(笑)
イカとソイは、僕は山わさびをもらっていただいた。北海道ならではの刺激物である。
ボタンエビに感動してたら、「いま時期は甘エビの方が旨いわ。」といって頼んでくれた甘エビの握り。
こいつがもう、めっぽう旨くて驚いてしまった!
これまで2回連れて行ってもらった「寿司さっぽろ」のような衝撃はないけど、ススキノからすぐ楽しめる、正統派にぎり寿司のお店でした。ごちそうさまでした、、、
その後、ちょっとススキノから外れたところ、「最近この辺が熱いらしくてね、しゃれた店がオープンしてて、人が来るようになってるんだよ」というエリアへ。コンフォートホテル札幌のちょっと手前、ずいぶん造りの古い町屋を改築したような風情のある店。でも表札には「そな田」としか書いておらず、いちげんさんにはちょっと入りにくい感じのお店。
「ここにね、ヤマケン連れてきたかったんだわ」
とT尾さん。ん、なんでかな?と思ってはいったら、、、
店内はこんなにシックな造りのダイニングバーだった!そして、、、
「やっとお会いすることが出来ました、やまけんさん、昨年ぼくはやまけんさんにメールして、お返事をいただいてるんですよ!」
ええええ? そうだっけ!?
そうなのであった。実はちかじか飲食店を始めたいと思っているので、ぜひ札幌においでの際には、、、というお誘いをいただいていた。しかし、その近辺であった札幌出張の期間は「実はまだ開店して無くて」ということで、そこからちょっと忘れてしまっていたのだ。彼の名前は小野寺さん。なんか、僕のブログのエントリを刺激にしてくれたようだ。嬉しいことです。
「T尾さんが先日いらして、やまけんさんの話をしておられたので、僕の方からお声を掛けたんですよ。びっくりしました。」
そんでT尾さんは本日、連れてきてくれたわけだ。うーむ 札幌も狭いもんだぜ(笑)
人工の炭酸ガスを一切いれないエールで乾杯。天井を見上げると本当に古民家の趣だ。この空間にいるだけで心地いい。いい店つくりましたね小野寺さん。
料理もなかなか。料理部分だけ、ホワイトバランスを補正して掲示します。
なぜか僕が札幌に来る時、同じように札幌に出てきていることが多い、望月製麺所の泉田さんも合流!ラーサラ三郎、食べたくなるなぁ。
エールを注いでくれていた女性、実はパティシエさんだ。ということはこの店、シェフとパティシエがいるということ?凄いねこの規模で、、、
オトナのプリン・ア・ラ・モード美味しゅうございました。トロントロンのプリンにホワイトチョコのムース。こういうのを夜に食うのが暴力的だよね。
ほんと、オトナの店だ。小野寺さん、これからも佳い食を目指して頑張って下さいネ。
泉田さんが連れて来た某・流通団体のKさんと意見交換のため、泉田さんがよく知る油そばのお店へ。
■油そば屋 米風亭
ヒューガルテンホワイトの生が500円なり。んでもって、ここの油そば、グルソーは効いてるけど、〆に旨い!
札幌を堪能した一夜でありました、、、
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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