ニコンD700、今朝いじってみたらシャッターが降りる!ん?と思って色々触ってみて原因を発見。絞り込みボタン(プレビューボタン)を押し込むと、かなりの確率でうまく戻らなくなるのだ。それで、モニタはブラックアウトし、レリーズも受け付けない。
銀座サービスセンターに朝一で行って、代替機を借りる。戻ってくるのは、見込みとしてはなんと海森写真展のギャラリートークの前日だって! できればギャラリートークは自分のカメラでやりたいから、期日通りに戻ってきて下さいませ。
帰り、1Fで気になるレンズをチェック。メインの標準レンズである24-70mmF2.8 は性能はいいんだけど、もう少し望遠が欲しいという気分にはなる。そこで、24-120mmF4.0 をちょっとつけさせてもらう。70mmだと、料理を撮る際にちょっと寄れないなというところがあるのだけど、このレンズなら割といいかもしれないという期待があるのだ。
ちょうど先日、出張先からの帰りの空港で、プロカメラマン(NPSストラップをつけたD3Sを持っていた)がこのレンズを着けていた。へぇええ、プロでもこれ使うんだ、じゃあ悪くないのかしらん!?と思ったわけだ。
D700 + 24-120mmF4.0 F4.0 1/1250で撮影
うん、やっぱり120mmだと中望遠の表現ができるね。描写もいい。ただし最短撮影距離じたいは、24-70mmの方が寄れる。悩ましいね。
ただ高倍率になったことで、ワイド端のタル型歪曲の度合いは大きくなってしまった。下の写真の、左側の柱の間借り方を観ればわかると思う。
もちろん、Silkypixなどの現像ソフトで歪曲をちょいっと補正してやれば解決する問題ではある。24-70mmの歪曲もこれほどではないけどあるからね。その辺をもうちょっと考えた上で、購入するかどうかは考えよう。下は補正した画像。
と、いうことで帰ろうかなと思ったがそういえばAPS-C機(ニコンではDXという)用のレンズで、40mmF2.8マイクロが発表されていたなと思い出した。きいてみたらなんと実機がある!ということなので、D300Sに着けて使わせてもらった。その画像はもらっていないので背面液晶で見た限りになるが、こいつはイイ!
凄まじくコンパクトな筐体。そしてむちゃくちゃ寄れる。兄貴分の60mmF2.8マイクロより最短撮影距離が近いようだ。しかも、玉ボケの形が画面の端の方までとても均一で綺麗な円形。しかも定価が37800円だから、実売は2万円台になるだろう。これまで、DX機ユーザーにはDX35mmF1.8を買うことを薦めてきたけど、これからはまずこっちを買った方がいいかもしれない。
ところで、8月後半にニコンから新しいカメラが発表されるという噂がある。愛用しているD700の後継機か、もしくはフラッグシップ機であるD3Sの後継機が出ることを期待しているのだけれども、先日某カメラマンから「どうやら、ミラーレス機の発表らしいよ」と言われた。
うーん
それはガッカリだ、、、
数年前、ていうか去年かな?ニコンのフェローである後藤さんの講演会を観に行った時、「よく写るけど、大きくて重いカメラというのは改めていかなければならない」みたいなことをおっしゃっていたので、僕は喝采した。よく写って、小さくて軽いというのが出るなら、高くても買いたいゾ。しかし、これで不安がまた一つ増えた。もしかすると
「小さくて軽い、はミラーレス機で」
となり、プロ向けの高級機は結局 「写りを優先して、大きくて重い」路線で行くのではないかと、、、
うーーーーーーむ 悩ましいですね、、、海森彩生写真展のギャラリートークの時までには明らかになっていると思うので、この辺についてもはなしてみたいですね。