岩泉にて、西洋ほおずき「フィサリス」を栽培し加工商品にしている早野商店から、無事を知らせる連絡があった。表題に書いたとおり、岩手県の短角牛の最大の産地である岩泉の短角牛販売を引き受ける岩泉産業開発の面々も無事とのこと。一安心だ、、、
なんかやっぱり、僕の知己となる人たちは、僕と同様にしぶとく生き延びるようになっているのだろうな。天に感謝。
そしてさっき、秋田で米を作りながら売れっ子コーチングを続けるひろっきいからメールが来た。なんとこれから被災地へ、きりたんぽやおにぎりなどの食料を大量に届けに行くという。彼らが生産した米を無償で提供し、きりたんぽやおにぎりにして持っていくそうだが、加工賃とそのほかの資材は全て有償である。現時点では150万円程度の費用負担になるのを、自分たちの手弁当にしている。そこで、費用を提供してくれる人を募集中。ただし彼らはNPOではないので寄付扱いはできない。その代わり、義援金的な処理をするために企業の損金処理が出来るスキームを考えたらしい。
僕はいまさっき15万円を振り込んだ。ひろっきい、頼むから気をつけて行ってきてくれ!被災者に旨い秋田の米を食べさせてやってください。そんで、無事に帰ってきてくれ。
下記、彼からのメールの引用です。関心あるひと、是非協力をお願いします。いま電話したら、すでに現地に向かうトラックの中でした。この男が怪しい人間でないことは私が保証します。立派な男です。
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(東北関東震災の一部被災地域への直接的支援のご案内)
こんにちは、伊藤裕樹です。
この度の震災で被災された皆さまにお見舞いと、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
私は、秋田県由利本荘市にて、農業・コーチ・コンサルタントをしています。19日現在、秋田も皆さん同様、ガソリン供給と物流停止、計画停電、の状況にあります。
ここ数日、被災地で頑張っていらっしゃる方々に、私に今できることは何か、を問いかけてきました。
その答えは、復興活動の支援が遅れると思われる被災地に向け、食料と水と燃料を直接届ける、でした。
具体的には次の概要にて、今晩に秋田を出発し現地に向かいます。
目的地:岩手県釜石市、大槌町
支援物資:きりたんぽ6,000食(4ヶ月常温保存可能)
地鶏スープ6,000食(3ヶ月常温保存可能)
おにぎり100個
水400リットル
灯油300リットル、ガソリン60リットル
薪ストーブ3台と煙突、ノコギリ
その他、紙皿などの使い捨て容器など
運搬方法:4tトラックで、農家仲間3名で現地入り
先週に現地入りした岩手の友人からの情報ですと、指定された避難場所の他に、被害の少なかった個人宅や寺院で、10数名で避難生活をしているところが多数あるようです。
現地道路状況によりますが、このような場所を目指し進みます。
以下は、支援活動に必要な資金協力のご案内です。
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今回の活動では、きりたんぽに用いる米と水は、私の会社から無償支給します。
それ以外(きりたんぽへの加工や他物資)は外部調達です。地元関係各者には、可能な限りの協力をお願いしていますが、もちろん限界があります。その限界部分を概算で金額換算すると、きりたんぽ1食分で約200円となります。つまり、10,000円で50人の1食分に相当することになります。
私と私の会社は、特定NPOではありませんので、皆さんから資金協力いただける場合、残念ながらそれは寄付金処理はしていただけません。
そこで、皆さんにとって通常の事業活動内での損金処理ができるように、次の構造での処理をさせていただきます。
・資金協力いただく皆さんは、当社(拓の里)に
会議に必要なきりたんぽとスープを注文した
・届け先は岩手県の知人宛
・よって、当社(拓の里)の指定口座に代金を支払った
・後日、当社から領収書が送られてきた
ご協力いただける際の送金先情報は次の通りです。
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ここから先の部分は、彼の口座等の個人情報があるので、ブログ掲載はやめておきます。ひろっきいの活動に支援をしてくれるおつもりがある方がいたら、私までメールをください。です。折り返し、振込先と彼の連絡先をメール差し上げます。