大分県杵築市山香町で猪・鹿などの獣肉の解体処理・食肉加工を営む山香アグリの鶴成夫妻
羽田空港のラウンジはJALもANAも本当に過ごしやすい。電源とネット接続環境があって、珈琲が飲める。そんだけで仕事って快適になるんですね。マイル溜まってて本当によかった、、、昨年中に、ANAはもうずっとラウンジ利用できる権利を獲得したので、今年はJAL固め打ちでサファイア会員を狙っていきます。年に150日以上出張しているんだからすぐに溜まるでしょ、と思われるかもしれないが、JRが多かったのでなんも溜まらないのですよ。昨年から、大阪行くのも飛行機でと切り替えたわけです。結果、すぐに溜まった。
さて本日は大分県の臼杵市へ。「食と農をむすぶフォーラム」で、西日本新聞社の佐藤弘さんと対談をする。このエントリ観ると佐藤さんと初めて会ったのは2007年のことだ。あっという間だなぁ、、、西日本新聞の長期連載「食卓の向こう側」は、食育と言う言葉など無い頃から続いている、なにか文化賞をあげてよい内容のものだ。
そのフォーラムの前に、臼杵市が取り組んでいる草木を原料とした堆肥センターへ視察にいく。
有機肥料である堆肥といえばこれまでは、畜糞(牛や豚や鶏の糞)を主たる材料にしたものと、稲わらや雑草を堆積したものもごっちゃに「堆肥」と言われてきた。それが最近では動物性堆肥と植物性堆肥、栄養系堆肥と耐久堆肥などのように概念的に別に扱われ始めている。もちろん、まったく土壌に与える影響も肥効も、作物の出来具合も変わります。どちらがいいと言うことではなくて使い方の問題。
ただ、動物性の畜糞ベースの堆肥ばかりが堆肥と思われてきたのも事実で、これのやり過ぎは土壌汚染となってしまう可能性もある。無肥料栽培などの思想的な浸透とともに、植物性堆肥のことも認識がひろがりつつある。けれども、市町村の自治体が先導して植物性堆肥のセンターを作った事例は、他にあまり識らない。臼杵市はその先駆けとなるかもしれないのだ。
ということでこれから原稿書きます。
明日の昼には大分から帰京して、夜は都内で某飲食店の集まりで講演。月曜日は大阪「又三郎」にて土佐あかうし熟成肉の食べ比べ。火曜日の朝一で帰京したら「とことんオーガニックシンポジウム」に出席し、水曜日から金曜日まで隠岐の島!
原稿と出張という、両立しない二者の対立が続きます。