大学院時代の同期というかなんというか、当時、情報系の研究室に出入りしていながら、いったいこの人は誰なんだ?という妖精っぽい雰囲気を振りまいておられた宮川さんから嬉しい連絡が。藤沢の大学近くの農家さんが作った切り干し大根が旨いので送る、とのこと。ありがとうございます!
先日もここで、神奈川県の三浦の農家である高梨さんが作ってくれた切り干し大根のことを載せたが、あれは一般によく出回る細めの切り干しだった。宮川さんから送られてきたのは、もう少し太い。パスタで言えば全体的にはフェットチーニくらいの太さだが、ところどころパッパルデッレくらいのドカンとした太さにもなっている。どんなカッターで削ってるんだかみたくなる。
この日は嫁さんが、戻し汁と一番出汁、梶田商店の巽醤油(濃い口)で煮る。切り干しの戻し汁はそれだけで甘いものなので、みりんや砂糖は入れず。大豆工房みやの油揚げを具材に入れる。
いや、実に最高最高。フレッシュな状態だからか、クセもなく甘み強く、食感がまだシャクッとしてる。生の大根とは別物の旨さだ!
こうのとり米のご飯、大地を守る会のナメコと生わかめに平飼い卵をおとした味噌汁、ブリと鯛の刺身、菜花の辛子和え、有機白菜の漬物、そして切り干し大根の煮物。うーん最高だ!
いつまでも、こんな素敵なたべものをいただきたい。ので、TPPには反対だぜ、といっておく。たべものがガラッと変わってしまう問題だからね。農業の問題じゃない。たべものの問題だ。
あ、脱線した。宮川さん、素晴らしい味をありがとう!