こんかい金沢に来た目的は、小麦生産者の井村さんを訪ねることだ。
井村辰二郎さんは、おそらく本州では他に例がないであろう、150haもの面積で小麦・大麦・大豆・稲の輪作体系を確立し、そしてそのほとんどを有機JAS認証を取得して販売している生産者である。いま挙げた文章をみて、農業がわかる人なら「ええええええ、本州に?」とビックリするはずである。
この井村さんの取り組みを僕の連載で紹介させていただくための取材と、北海道の芽室で同じく麦類を生産する尾藤さん・満寿屋パンの杉山さんを引き合わせるというのが今回の旅の趣旨なのである。まあ、それはまた後ほど。
で、夜はアグリファンド石川の素晴らしき面々と呑み。場所は北国新聞社横にあるおでん「よし坊」。
前菜からして旨い!ちなみに右端の豆腐は井村さんのところのものだ。あ、ちなみに大豆から打ってます。
ブリ食べ比べした後だけど、やっぱり北陸のブリは旨い。昆布〆にしたやつ最高!
はやりの食べるラー油系のがチョンとかかった焼き豚で変化球。
そして、でましたおでん!
関東風になれた舌には、金沢のおでんは衝撃である。とにかく出汁が透き通って旨い。練り物が総じて上品でインチキな味がしない。豆腐・厚揚げ類がしっかりボディがあって佳い。そして大根は言うことなし。
いい仲間とたっぷり呑みました、、、それにしてもアグリファンド石川の人たちはあいかわらずホントにパワフル。
東京からここの農業法人である六星に就職したタケも、元気でやっています。
一緒に就職したナオとも別れずに仲良くやっているようです(笑)
そして二軒目にて、衝撃の再会。ひげちょうルーローハンの加納さんである。
これについてはまた後述したい。
では本日の旅程にでてきまーす。夜、羽田着予定。