さて昨年の5月といえば、宮崎県で発生した口蹄疫の被害が拡大した時期だ。
そういえば、昨年の短角牛「さち」の売上げの中から10%(といっても6万円程度ですが)を口蹄疫義援金に寄付させていただきました。ご協力ありがとうございました、、、
口蹄疫をめぐっては、政党同士の情報戦やマスコミの取材姿勢などについていろんな意見が飛び交うこととなった。僕もこのブログでいろいろと書いていたけれども、裏ではいろんなところから誹謗中傷メールが来たということを報告しておく。もちろん同じくらいの励ましメールもいただいたけど。
情報が錯綜し、日々被害が拡大する状況の中で、冷静に書くことは難しかったというのが本音だ。正直、いま読み返してみると自分の書いたことにも間違いや先走りした文言がみられる。けど、そうはいってもその時に得た知見をできるだけ精査して文章化し、Web上で公開するという行為は必要だったと考える。
そんな中、宮崎牛の生産者として有名な尾崎さんとのインタビューを掲載したのは、アクセス数から観てもそうとうな反響だったようだ。
このエントリも含め、実は被災地である宮崎の畜産関係者の多くが僕のWebを観てくれていたらしい。いろんなところから間接的に「ありがたかった」という声をいただいた。地元紙である宮崎日日新聞の元旦号では、一面に畜産に関するコラムを書いてくれと依頼されて書きました。
腹が立つのは、最後まで傍観者をきどっていた人間が「あれはねぇ、こうするべきだったんだよ」としたり顔で「論評」してくることだ。あとから言うなっつうの。リアルタイムにギリギリの状態で書いていくことの危うさは本当に怖いものだが、それを避けてちゃいかんと再認識した。
で、口蹄疫のその後については書きたいことがいっぱいある。ので、また書く。けど、岐阜に行く時間になりましたので今日はこの辺で、、、