もう、マジで切実な問題。2004年くらいからのデジカメ画像データが、1.5TBのHDDに入り切らなくなってしまった。
外出先で写真を撮ったら、帰りの電車や飛行機内で、できるだけ早くメモリーカードからノートPCにつないだ持ち歩き用の500GB小型HDDにコピー。気合いをいれた写真の場合はJPEGのファイン+RAWの同時記録で計500枚くらいになる。そうなるとだいたい8GB/一回くらいになってしまう。
これを、出社時に会社のデスクトップPC環境にコピー。
現状、デスクトップのPCには、システム用のドライブとは別にシーゲイトの1.5TBのSATAドライブを2つ入れて画像を保存している。なぜ2台かというと、ミラーリングしておいて、どっちかが壊れても大丈夫なようにしているわけだ。
これに加えてアイオーデータ社のLanDiskHomeというNASの2TBモデルが一機。会社のデータサーバとして、そして写真のバックアップとして使っている。RAID5を構築しているから、HDDが壊れても復旧が出来る。
僕はこうみえて非常に臆病な人間なので、「壊れたらどうしよう!?」という恐怖が常にまとわりついていて、そんな構成にしているのだ。
画像はすべてフリーソフトの「とりこみ隊」というソフトでHDDに取り込む。いろんなソフトを試してるけど、RAWがきちんと取り込まれなかったり、デジカメのメーカー純正のソフトだと他社のに対応してなかったりとで、これを使い続けている。Pictureフォルダの下に年ごとに「2010」のようなフォルダを作り、「2010-04-05」のように西暦-月-日という規則のフォルダを作り、その中にメモリ内の画像をコピーということをやってくれる。
で、予想通りではあるけれども、D700を導入した2009年からデータ量が半端ないスピードで増え始め、昨年中に1TBのHDDから1.5TBのに切り替えたのに、もう今の時点で残り5GBしか残ってないということになってしまった。ヤバイ、これはあと一週間分ももたない!
ということで秋葉へ。うちの事務所から秋葉へは自転車で10分かからないので、平日の混まない時間に、快適に買い物が出来るのだ。
いま市販されている最も容量の大きいHDDは2TB。でも、たった500GBの容量アップだと、下手をしたら半年後にはもう満杯になってしまうだろう。だから、もう単体のHDDでは間に合わない!そこでセンチュリーが販売する「ドライブドアeSATAボックステラ5」というのを購入。5台のHDDを買ってぶち込むと、RAID環境を構築してくれるものだ。eSATA接続なのでUSB接続の外部HDDのようにとろくて使えないということがないはずだ。(ただ、この製品のコントローラチップはあまり高級ではないので、遅めらしいが)。
中に入れるHDDはいままでデスクトップPCに入れていた1.5GB×2台と同じものを秋葉で3台調達。クレバリーが安かった。1万円ちょっとで1.5TBが買えるなんて、ありし日のMacintosh Quadra650用に720MBの外付けHDDを8万円近くで買っていた昔が遠いことのように思える。
RAID構築するまえに、いまある画像を2TBの新HDDにコピーしなければならない。SATAインターフェースが全て埋まってるので、HDDをとっかえひっかえして数時間かけてすべてコピー。で、昨日はれてHDD5台をRAIDボックスにぶちこんだが、なぜかマニュアルを紛失してしまい、起動してからRAID構築する方法が確認できない(涙)メーカーのWebサイトにマニュアルあるかと思ったけど、ないのだ。
あー くたびれる、、、
僕でさえこうなのだから、デジタル中心のプロカメラマンはすごく大変だろうな。どうやって画像管理して居るんだろう?
だれかいい方法、教えてください。
ちなみにいままで時間が無くて試せてなかったけど、読者の方からいろいろ教えてもらったFlickrはアカウントをとったので使ってみようと思う。けど、RAW画像をアップできないのがちょっとな、、、
ん? RAWで撮るの辞めればいいじゃん、て感じ?
そうもいきませんよ。田中チョートクさんクラスなら「使うかわからないRAWなんてやめろ」でいいかもしれないけれども、それは現場で出来うる限りの好条件に追い込んで撮れる人のいうことであって、僕はまだまだ自信がない。
ということで、僕の切なる要望は、HDDの飛躍的な容量アップただ一つだけなのである。HDDメーカーさん頑張ってください。
ではこれから青森に行ってきます。