チャンポンと言っても長崎チャンポンのような汁そばではないよ。2007年の過去ログにも書いたが、この大洲市においてはやきそばとご飯を炒めたいわゆるそばめし的なものを「ちゃんぽん」と称するのだ。
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2007/02/post_969.html
上記を見ていただければおわかりのとおり、大洲市における「ちゃんぽん」は、隣町にある八幡浜チャンポンなどのものとは全くの別物なのだった。
さて、大洲市に出来る新しい農産物直売所だが、すでに着工し、着々と工事が進められている。正式オープンは4月後半になる。もう、待ったなしだ!
いろんな人と会い、どういう商品を出してもらうかを調整している。今回の直売所を運営するJA愛媛たいきはかなり広域の農協なので、西へ行ったり東へ行ったり、移動だけで相当に時間がかかる。けれどもその分、山も川も海も平地も全てある!幅の広い食材や料理がある。それが強みなのだ。
さて、夜。
市役所周辺の商店街。ここが目抜き通りです。
役所の河野さんに連れられていったのは、鉄板焼き「さおや」。ここは、表題のちゃんぽんを食べられる店で、過去ログにあるみゆきとはまた違った味つけのが楽しめるそうだ。
地ダコのブツ切り塩焼きから始まるが、中はとろりとレア、外はパリッと焼き上げていて、鉄板焼きならではの美味しさだ。
牛のタタキ。
サシ入りまくりでないほどよい赤身。交雑牛だろうか。
「うちの牛すじ煮は、関東とかの味とちょっと違うから食べてご覧」
と言われて頼んだ牛すじ。
あっ これはイイ! 麦味噌の甘さとプンと特有の香りがする、柔らかい味のスジ煮だ。トロトロ味噌煮や醤油煮〆系の味ではない、さわやかで甘やかな味わい。焼酎が進みます。
豚レバー焼きは甘辛味でご飯が欲しくなる。
豚のおろしポン酢。
ちゃんぽんに行く前に、お好み焼きも。
さてその頃、鉄板の上ではチャンポン焼きが始まっていた!
大盛り二つを頼んだら、みよこのご飯の量!
麺投入!
オリジナルソースをとろりとろり。
完成である!
左側上に、鉄板にこびりついたおこげを削いだものがある。これはお願いしておかないと載注らないので注意。
これは旨いですよぉおおおおおおおおおおおおお
級グルメ的な楽しみだけども、実はこの日、もう一杯大盛りおかわりをして、ヤロー3人でむさぼってしまった。
大洲市の隠れたB級グルメはやっぱこれでしょう。ソースの味、麺の太さなどで無限の可能性があるちゃんぽん。私は好きであります。