宮崎から愛媛に来ています。そろそろへとへとです、、、
そんな中、旅の良質なタンパク源となってくれているのが、愛媛県のスタンダード魚すり身揚げであるじゃこ天。
大洲市に出来る直売所に出荷意向を持つひとたちで行われた「味見会」という品評会で、総菜・弁当の部一位をとった下坂つる子さんを訪ねた。
瀬戸内特有のすり身原料の魚であるハランボをメインに使ったすり身は別棟でご主人が作り、それをツル子さんが味付けして揚げるのだ。
すり身の塊を木枠に入れてさっと整形し、揚げ鍋に落とす。一日1000枚売ることもあるという一連の作業が早い!
揚げたてのじゃこ天は、それはもう比べるものがないほどに旨い。卵白の含量などによってふわふわしているものがあったり、みっちりつまっているものがあったりいろいろだ。ツル子さんのじゃこ天は中間にバランスがとれた食感。
そして、最近県民ショーでもとりあげられた愛媛のキラーコンテンツが「じゃこカツ」。
じゃこ天とはすり身の味も変えて野菜も入れるが、要はじゃこ天すり身に衣をつけてカツにしたもの。
実はこいつが、、、異様に旨い!じゃこ天特有の香りが消えて食べやすくなる。(じゃこ天だって食べやすいけど、それ以上に!)
ツル子さんのじゃこ天の味付けには、地元のみかん蜜の蜂蜜などが使われている。
県内には大小あわせて多数のじゃこ天屋さんがあるけど、それらが潰れずに残っているということは、固有のファンが居ると言うことだ。素晴らしい。
さて、今週は今日が出張最終日。泥のように眠りたい気分だけど、ツル子さんからいただいたじゃこ天囓って頑張ります。
最終便で東京でーす