二戸と並ぶ、短角牛のふるさとである岩泉に、フレンチレストラン「ベージュ東京」のシェフであるジェロームと一緒に遊びに行ってきた。
どの牛にも個性があり、それぞれに美しい。
これは、母牛が子牛に乳をやっているところ。なぜかこういうフォーメーションになる。
おとなしい性質をもつ短角牛とはいえ、人が近づくと逃げるのが普通なのだが、彼らと視線をあわさず、ゆるりと近寄り、そののち彼らの目線よりも下に寝転がって静かにしていると、安心するのか逃げないで留まっていてくれる。
これだけでも迫力のある構図なのだが、なんと目の前の牛が僕に興味を持ったらしく、近づいてくる!
うぎゃああああああああああああああああ
レンズフードにシットリした鼻をツンとつけて挨拶してくれた。ここまで接近してきてくれるのはブラウンスイス種くらいだと思っていたが、、、この牧野の看守さんや、農家さんがこの子達を可愛がっているんだろう。人間を余り怖がらない。
遊びに行っていた、と書いたが、ほんとうは遊びじゃない。
銀座のシャネルビルの上にあるベージュ東京アラン・デュカスにて、プレミアム短角牛を食べるスペシャルコースが明日から登場する。僕がベージュ東京に対して食材のリコメンドを行う、コラボレーションコースを、これから不定期で行うことになったのだ。
詳細はまた明日にでも書きたい。今日は朝7時半の新幹線で東京~盛岡、そこから県庁の車で2時間かけて岩泉の牧野へ、最後は櫃取湿原を山歩きしまくって、また盛岡へ戻り、新幹線で東京へ。日帰り行は疲れる、、、でも、ジェロームがナイスガイなので助かった。
ところでまったく関係ない話だけれども、僕が日々チェックする、ウィルコムのPHSマニア達が集う情報サイト「UseWill.com」の管理人であるふぇちゅいん君がめでたく結婚式を挙げた。
おめでとう!
でも幸せだからって更新をさぼっちゃいけないよ!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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