ニコンの銀座サービスセンターにまた足を運んだ。D700とレンズをちょっと故障させてしまったのだ。迅速に対応してもらって事なきを得た。
ついでに(いやそれがメイン)、またニコンプロサービスの著名人である中嶋さんに、いろいろとレンズのお話を伺った。
最近、望遠レンズが欲しいのである。
僕の使い方は基本的に料理写真と、料理人のポートレートというくらいだったので、その場合はそんなに望遠は必要ない。現在持っている24-70mmと60mmマクロがあればだいたいは事足りる。
しかし、、、 オリンパスE-3に、50-200mmというレンズを付けると、こんなふうに前後がふんわりとぼけた写真を撮ることができる。
このように、背景が圧縮されたように写る写真は、標準レンズでは撮影できないのだ。 ちなみにオリンパスのデジタル一眼レフでは、フルサイズの撮像素子の1/2のサイズになるので、焦点距離は×2になる。つまり、50ー200mmは、ニコンD700でいうと100ー400mmの超望遠レンズということになる。それが実に軽く持って行ける重量なので、オリンパスは望遠につよいと言われるのである。
しかし、オリンパスのボディとレンズ、ストロボ一式とニコンの一式を持っていくというのは、もうホントに絶望的に重くてやってられないのである。だから、ニコンの望遠レンズが欲しいと思ってきているわけだ。
しかし、、、
高くてでかくて重いのである、、、
定評のある70-200mmは、f2.8という明るさだが、なんと1.5kgあるのだ。
サービスセンターの1Fでは、頼めばニコンの全レンズを試着させてもらえる。僕もお願いして、自分のD700に付けさせてもらった。重さ、デカサはまあ想像の範囲内。で、肝心の写りだけど、やっぱり素晴らしい!
ガラスケースの表面に写っている円いボケに注目。すげー綺麗、、、でも、ちょっとこれはもっていけないなぁ。そう思っていたら、中嶋さんが持ってきたのがこれ。
「実は、価格も安いですし、カバーする距離も広く、しかも写りがけっこういいんですよ。」と仰る。
お値段グッと安く、しかも小さくて軽い。その分、F値が4.5-5.6と少し暗い。けど、写りをみてビックリした!
すっごく綺麗だ!しかも前後のボケも盛大である。
よく考えてみたら、APS-CやフォーサーズのF5.6と、フルサイズのF5.6は全然別物なのであった。うーん気に入った。買ってしまいそうです、、、
ちなみにその中嶋さんがイチオシのレンズがこれ。
「これはですね、プロのユーザさんが絶賛するレンズなんですよ!」
ということで、ちょっと触らせてもらったのだけど、、、
うお!
たしかにトロケルような描写だ、、、
んん、、、 今年も頑張って仕事して、買えるように頑張ります。