宮津の飯尾醸造・彰浩君からリンゴが届いた。
「今年も青森の木村さんから5種とどきましたので贈ります。サンフジ、北斗、ジョナゴールド、ハックナイン、王林です。」
後列左からハックナイン、王林、ジョナゴールド、北斗、そしてサンフジだ。ちょうどいいので、E-3とD700とで撮り比べをしてみた。
■D700+Makro-Planar T* 2/50 ZF
■E-3+ZuikoDigital 12-60mmf2.8-4.0
SILKYPIXで露出のみ補正して、同じ条件のシャープをかけて現像。あれ、EXIF情報が綺麗に消えてしまった、、、「縮小専用。」という縮小ソフトを使っているからだろうか?EXIFが残ってたほうがいいよね???ま、いいか。
うーん 仕上がりの差は、もうちょっと寄らないとわからないか。でも、色味はやはり違う。E-3のほうが彩度が高いように見える。
ちなみにレンズの明るさが違うので、セッティングは大きく変えてある。D700はベース感度がISO200なので、F16まで絞っている。E-3も感度をISO200に合わせて撮影。ただし絞りはf11だ。焦点距離はマクロプラナーが50mmだから、E-3の方も換算で50mmになるようにした。
これからもうちょっといろいろセッティングを変えて試してみよう。
ところで木村さんの無農薬りんごというキーワードは、最近いろんなところで採り上げられるようになっている。農業者にスポットが当たることは非常に喜ばしいことだ。ただ、今までと同じように、これまでぜんっぜん農業の「の」の字にも関心を持ってこなかったような人が、木村さんのリンゴに触れて感動するのはよいことなのだけど、この世に存在して言い農業は木村さんのような完全無農薬自然農法だ!というところに突っ走っていくのはちょっと考えものだ。メディアはまたもやバイアスをかけて報道しているしね。
そうはいいながら、木村さんの生産方法はあまりにも素晴らしい。ありがたくサンフジに歯を立てる。パキンと強い食感。細胞の強さを感じながら、実にあっさりとした味わいのりんごを噛みしめた。ご馳走様でした、、、