いや、かけ算の話じゃないですよ。大判カメラの4×5(シノゴ)の話です。今日は、「専門料理」や「Cafe&Sweets」といった料理雑誌で有名な柴田書店のカメラマンであるO山君に手ほどきを受けてきたのでありました。
スタジオで三脚を立てて、レンズをとっかえひっかえしながら、ポラを切る。
「シノゴだと、ポラで撮ったものでも、なんだかすごくいいんですよ。普通の35mmカメラのサービスプリントよりも雰囲気が出ますよ」
とO山君が言うとおり、なんだかすごくいい感じのポラを撮ることができた。とはいっても、O山君の手を借りながら3枚も切ってしまったが、、、
ちなみに被写体のモナンの瓶には、ブロンカラーという定常光のライトをあてている。その上で、ティルトをかけている。横に倒れたモナンの瓶のラベルを見ると、二本とも、手前側と奥の方と、同じようにピントが合っているのがおわかりだろうか。これがティルトの意味なのだ。これを使って、畑にビッシリ植わってる作物すべてにピントを合わせて、写真を撮りたいのだ。そのために、シノゴを買ったのである!
ということで柴田書店の皆さん、お邪魔してしまってスミマセン、連載がんばりまっす。O山君、ありがとう、これに懲りずまた教えてください。
1月に入ったら、いよいよポラではなくて、ちゃんとフィルムで写真を撮りたいと思う。
「え?まだ写真自体は撮ってなかったの?」
そうなんです、、、怖くてね、、、