なんでこれが「菱形」と説明されるのかほんとによくわからないが、これが「菱(ひし)の実」だ。
どうみても、角が生えた悪役の仮面、という感じなんだが、、、
割ってみると、でん粉質の実がぎっちりと詰まっている。
皮付きのまま、塩を振った湯で20分ほど茹でる。火が通りにくいから、結構時間がかかる。茹で汁には盛大に茶色いアクが溶け出す。
ふやけ気味の皮をうまく割って取り出すと、ホッコリとした食感に茹で上がった実が。
水栗と称されることもあるだけに、実にホックリさっくりとした佳い食感。味というよりも、独特な香り、風味が心地よい。
本品、久留米周辺で栽培されたものを、福岡県のトミマツが送ってくれたものだ。ご馳走様!