2008年6月24日 from
すばらしい一夜でした! 集まっていただいた皆さんに感謝。そして、駆けつけてくれた講師の皆さんにも感謝です。
12品のコース+αという壮絶な東京バルバリ貸し切りオフ会となったわけです。まだ詳細をお届けする余裕がないので、ダイジェスティブに。
メニューもこの日のための特別版。
1 カリフラワーのムースと生ウニ・コンソメジュレ もちろん、コンソメジュレは短角のスネ、ウデ、骨からとったものだ。
先週水曜日に肉が到着してから、つけ込み液でマリネードしたもの。ジュニパーベリーなど200種以上の素材をモンゴル風のソースにしたのをかけていただく。
さて本日の講師、農林水産省の大臣官房 塩川参事官。日本の自給率問題に絡めて、短角牛や、自給飼料で育つ畜産のお話しをしていただく。なんと自給率関連の資料に、農水省作成のDVDまで全員にプレゼント。ありがとうございました!
3 お肉屋さんのテリーヌ イチジクのモスタルダ添え
首・スネ・バラ・リブロースを使ったテリーヌ。これだけでも十分満腹になりそうなコクだ。それぞれの部位の持ち味を生かすため、別々に仕込んで合わせているそうだ。
お次の話者は岩手県畜産課の坂田さん。もともと獣医師で、現場をかけずり回っていたのが2年前から畜産課に。 短角がどうやって育っているのかをお話しいただいた。
同じく岩手県の、畜産物の流通を担当する高橋さん。短角の販売の大変さをお話ししてくれた。
7 お口直しのソルベ
8 肩バラ肉とハチノスの煮込み
9 サーロインのロースト 新ショウガのソース
みておわかりだろうが、この肉、サーロインの塊一本を丸ごとローストし、周りの焼き目部分を削ぎ落とし、中の深紅の部分だけをこうしていただく。なんと焼き上がりまで7時間半かけた大作だ。
さて この日のために鹿児島から来ていただいた、獣医師であり、日本最高の和牛コンサルタントである松本大策さん。 黒毛和牛の世界と短角牛の話、なぜこの日本の肉の評価基準はおかしいのか!?について熱くかたっていただいた。もっと話聞きたかったぜ!
短角牛の全部位を使用。いったん、前菜のジュレに使ったコンソメを完成させた後、その中にもう一度肉を加えて煮だした「まさに命のスープ」。
11 チマキ「私流」
中華風と思いきや、米はアルデンテ、なんとチーズの味までするリゾット風チマキ。
12 ヨーグルトとチーズのムース レモンソース&アスパラガスのアイスクリーム
番外編 牛カレーと牛飯
なんと、「まだ食べたりないという人には、カレーと牛飯、牛うどんがあります!」という恐ろしい声が。最後までやってくれるぜ小池君。
最後に小池シェフ登場。
「いつも短角は使ってますが、プレミアムは本当にピュアな味ですね!ビックリしました!」
そんなこんなで会が終了したのは23:30!
皆さんお疲れ様でした!美味しかった、、、腹一杯、、、そして疲れました。
またオフ会やりましょう。俺の仕事があまり立て込んでない時にね、、、
講師の皆さん、東京バルバリのスタッフのみなさん、そしてお集まりいただいた皆さん、どうもありがとうございました!
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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