やまけんの出張食い倒れ日記

いよいよ今週の金曜日! 24日は八重洲ブックセンターにて、出版記念講演会開催します! 飯尾醸造の富士酢、登喜和食品の納豆に加えて、超強力お土産をもう一品用意!

先にお伝えしてある通り、今週の金曜日18時半から、東京の八重洲ブックセンター本店にて講演会&サイン会を開催する。

現時点で60人くらい申し込みがあるようで、まだまだ空きがあるようだ。なので、ここでまた強力な燃料を投下したい。本で採り上げた「佳い食」を実践しておられるメーカーさんの商品を、僕が自費でお土産を購入して、集まってくださった皆様にお配りしたいと思っているということは述べた。「富士酢」と「本作り納豆」は手配済みだが、コレに加えてもう一つ。

この美しいレモンイエローの卵の黄身をみていただきたい。P4010815読んでいただいた方にはもうおわかりだろう、 これは青森県のトキワ養鶏にて、飼料米で育てている鶏の卵だ。卵の色は、餌で決まる。牛丼店などで濃いオレンジ色の黄身が出て「いかにも濃厚で美味しそう」と思って喜んでいる人もいるだろうが、黄身の色は餌にパプリカ抽出液などを添加することで、簡単にオレンジ色になる。色なんてあまり判断指標にならないのだ。ちなみに、国産飼料を中心に給餌すると、このようなレモンイエローの黄身になる。それは識っていたが、トキワ養鶏が取り組む飼料用のコメで育てると、こんなにも淡い黄色になるのだ。

今回の本で、このトキワ養鶏の項には、多くの人に共感していただいているようだ。つまり、減反を強いられているところで動物の餌用のコメを作る。青森県で減反指示が出されている2000ヘクタールにこれを実施して、そのコメを鶏に食べさせると、青森県民が一年間食べるだけの卵を確保できる。そして、、、それによって、日本全国の自給率は1%向上するというのだ!

穀物価格の高騰によって、本格的に飼料米の可能性が高まってきているが、そんなことがとやかく論議される以前から、トキワ養鶏ではこの試みを実践してきた。

で、今回この飼料米を食べさせた卵を買わせていただき、配ることに決定!

ちなみに、この卵の価格は一玉100円である。

「ヤマケンさんには特別に80円で卸しますよ!」

と言っていただいた、、、 とてもじゃないが10玉パックは買えん。ので、ご無理をお願いして4玉パック×20個を送っていただくこととなった。

さーてこれで、富士酢か本作り納豆か飼料米卵をお持ち帰りいただけるような感じ。90人を超えると、じゃんけんぽんすることになりますな。

ということで、講演会への申し込みは、冒頭のリンク先をよく読んで、八重洲ブックセンターまでお願いします。