年度末からの繁忙を引きずっているのか、熱が出る。せっかく週末にいろいろと個人的な用事を済ませようとするのに、そういう時に限って発熱するのである。身体とはやっかいなものだ。
だるい身体をひきずって、秋葉原ヨドバシカメラのすぐ横に位置している、青果物関連のセミナーがよく行われる某所にてトマトの勉強会に出席。
すぐ帰ればいいのに、ヨドバシカメラの3Fカメラ売場に寄ってしまう。昨年、ここで大量にオリンパスのカメラやらレンズやらを買い込んだため、売り場の人も僕のことを認識してくれている人が多い。中には僕を職業カメラマンだと思っているらしく「センセイ!」と呼んでくださる方もいるのだが、僕はカメラマンのセンセイではございません、、、さて何を買おうと思ったかというと、マグニファイヤーアイピースだ。なにそれ、と思われるかも知れないが、ファインダーから覗いた像を拡大してくれる、レンズ付きのアイピースである。E-410もE-420も、ファインダーの像が小さくて視認性があまりよくない。これに、KPSデザイン社のマグニファイングアイピースという製品を着けると、なんとファインダー像が1.3倍に拡大されるのである。 レンズ付きのせいか、結構高くて12500円程度。ただし、キヤノンなど他のメーカにも対応していて、ねじを締めるドライバーまでついてくる。
換装は簡単だ。まず購入当初からついているアイピースを上に引き上げて外す。 ここに、オリンパス用の金具をつけたマグニファイングアイピースを差し込む。
全っ然 見える世界が違う!
お散歩カメラ以上の使い方をするのであれば必須だと思う。ちなみに僕はこれまで、E-410にはニコン社のマグニファイングアイピースを着けていた。しかし、金具で留めるKPSデザインのものと違って、全部がプラ製であったためか、破損してしまった。使い方にもよるのだろうけど、KPSデザインのほうがいいっぽい。
しかし今日の買い物はこれにはとどまらなかった。僕が持っているE-420を観た店員さんが言うのだ。
「あ、、、 付属してきたねじ込み式のフタをそのまま使っておられるんですね、、、 実は、もっと使いやすいのがあるんです
そういって持ってきたのは、、、 なんと、オリンパスのコンパクトデジタルカメラであるCAMEDIAシリーズ用のレンズキャップだ!
実はこのキャップは、25mmパンケーキレンズと口経が同じなので、使えるというのだ。しかも価格は283円、、、 それは買うしかないだろう。
なんで必要なのかといえば、パンケーキレンズについてくるフタはねじ込み式なのだ。
機動的にサッと取り出して使いたいのに、ねじ式だとキャップを撮るのに時間がかかってしまい、シャッターチャンスを逃してしまいがちなのだ。対して、このCAMEDIA用のキャップはワンタッチである。 ううむ、これは素晴らしい!
しかしまだまだこれでは終わらなかったのだ、、、
「レンズフードって必要ありませんか?」
パンケーキレンズは薄さが命なので、これにまたレンズフードを着けるという人は少ないかも知れない。けれども、フードは余分な光をシャットアウトすることで、画質低下をふせぐ大切なオプションである。
「実は、持ち運んでも邪魔にならない、パンケーキに相性のいいフードがあるんです」
と持ってきてくれたのが、、、なんとフード部分がゴム製のものだった! これがたたまれた状態。コンパクトだ。実はフード部分がゴム製で、折りたたまれているのである。で、ここからゴムをうにーっと伸ばすと、、、 スポッとこうなるのだ!
カメラに装着するとこんな感じになる。見た目からするとパンケーキっぽくなくなってしまうので、スタイル優先なひとにはイヤだと思われるかも知れないが、撮影後にシュポッとこうしてたたむところまで見せると「オオッ」と言われるかも知れませんョ。 しかも、ご覧の通り先のレンズキャップが装着できるのである。
ちなみにこの製品は、HAKUBAのラバーレンズフード43mm。小売価格550円という安さだ、、、ゴム製なので長期間使っているとラバー部が劣化しそうだけど、これなら許せる価格だ。試してみたが、ケラレはないようだ。
ということで、お散歩持ち歩き用の布陣は整った。
帰社してからレンズを3535マクロに変えて、ストロボを用いてトマトを撮影。ホワイトバランスをきちんと設定すれば、実にクリアな写真を得ることができる。
E-420、やっぱり画質が非常に佳い。カスタマイズはまだまだ続くと思うが、、、
では、頭がズンズン痛くなってきたので帰って寝ます。