やまけんの出張食い倒れ日記

ちょっと早いけれど タマネギたちと遊ぶ


何を隠そう、僕が最も好きな野菜はタマネギである。
すべての料理に使える。炒めタマネギなど、味のベースになってくれる。これだけでも美味しい。偉大なやつだと心の底から思う。

学生時代に畑で最初に植えた作物はタマネギとサヤエンドウだった。
タマネギは苗から育てないとおもしろくはないけど、僕は育苗からやったことはない。買ってきて植えている。定植して冬を超すが、「こんなんで寒い冬を超せるの?」というくらいにひ弱な、青ネギ状態で風に揺れている。それが、3月頃から膨れ始め、4月終わりには立派なタマネギになってくる。このダイナミックな変化がとても驚異的なものに映ったものだった。

紫タマネギは辛みの柔らかい品種だ。育てたことはないけど、とても美味しい。写真は湘南レッド。

この真っ白いのは、アメリカからの輸入でホワイトタマネギ。甘み品種と呼ばれる、辛くないタマネギだ。

手前のニンニクのようなのが、今ごろのタマネギを引き抜いて葉ごと食べるオニオンヌーヴォー。ちっこいのが、パールオニオン、ルビーオニオン、ペコロス。

ぜんぶオーブンにいれてじっくり中温でローストして、皮が焦げ焦げになったところでバターと塩、柑橘の汁をかけて食べる。うー よだれが出てきた!