僕らが主催している就農塾というセミナーに参加して頂いている、「富士酢」で有名な飯尾醸造が、日本橋高島屋で明日2日から8日までの会期で始まる味百選という催事に出店する。
過去ログ
■ホンモノのお酢を使っていますか。飯尾醸造の酢でアソブ!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2005/08/post_612.html
飯尾醸造の富士酢は、僕らの世界(有機食品系というかなんというか)の世界ではビッグネームである。米酢であれば無農薬の米を会員農家から集荷し、それを一度もろみというお酒造りをし、そのもろみを醗酵させて酢を作る。こんなに真面目な酢を作って、しかもこの価格に抑えるというのは凄まじいことだ。大メーカが大量生産している酢とは明らかに違う価値があると言える。
■飯尾醸造
http://www.iio-jozo.co.jp/
塩、砂糖、醤油や味噌、そして酢のような超基本的な調味料にお金をかけてホンモノを使えば、どんな料理をしても必ずグレードが上がる。それは、バードコートの野島さんがいつも言っていることだ。
「僕のところの焼き鳥のタレなんて、秘密も何もないですよ。いい醤油といいみりんを合わせて、、、」
てな感じ。当たり前といえば当たり前のことなのだ。
そして酢にも色んな種類がある。この飯尾醸造では、イチジクや紅イモなど様々な果実から酢を醸している。それらの軽妙で深い味わいは、カクテルの素材にもなったくらいなのだ!
で、今回の目玉はこの、特別なりんご酢だ。
絶対に採算ベースには乗らない商品なんだが、青森のとある農家で、りんごを完全に無農薬・無肥料栽培しているところがある。
そこのりんごを使ったりんご酢だ。JAS有機の認定は取得していないようだが、りんごで無農薬・無肥料栽培は死ぬほど困難だ。どうやっているんだろう。そんな貴重なりんごなので、本数が限定で500本くらいしかないらしい。
この高島屋の催事ではこれを840円(120ml)で買うことができる。
関心のないひとには何の価値もないだろうが、このりんご酢、超希少だ。
この催事では、りんご酢も含め、出品している酢を全部テイスティングできるそうだ。
石榴(ざくろ)酢、赤わいん酢、梨酢、イチジク酢、カボチャ酢、黒豆酢、紅イモ酢、そして米酢である富士酢と、豊富なラインナップである。
小さい瓶なので数種買って帰ることもできるだろう。様々な果実酢を味わってみたい人、ぜひ高島屋に足を運んでみて頂きたい。
飯尾君がいたら「やまけんブログ観て来ました!」と一言伝えて上げて下さいね。