フィンランド行き前のエントリが全然終わってないので再開再開。北海道はまだまだ深かったのである。
饗宴の帯広の夜を終えると、さすがにもうバタンキューであった。
そんで帯広で迎えた朝、札幌に向かう電車に乗る前に1時間、ブランチタイムだ。帯広~札幌間は2時間以上かかるのである。
さて
帯広駅は、グルメ関連施設に関してはかなりの充実ぶりをみせる駅だということは、過去ログにも書いたとおりだ。
■JR帯広駅構内はなかなかに楽しめる。
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2005/08/jr.html
駅ビルであるエスタおびひろ西館には「桔梗」と「ぶたはげ」という豚丼店が入っている桔梗の方は上記の記事内に、10割蕎麦が食べられるということで入った感想がある。その頃はまだ新ソバが出ていない時期だったので香りはあまり感じなかったが、コストパフォーマンス最高な店であったので、今回も入ってみた。
元々が蕎麦屋なのか豚丼屋なのかわからないが、駅中の店にしてはかなり充実したメニューだ!
豚丼と蕎麦のセットで850円は安いな。これを注文すると、網の上で豚をじゅーっと焼き始める。蕎麦は注文が入ってから捏ねると書いてあったので、おそらく銀座「恵み屋」と同じく押しだし製麺だろうと思われる。
ちょっと待ったが、出てきた豚丼蕎麦セットはかなりいい感じだ!
網焼きの豚丼には軽く青のりがかけられていて食欲をソソル。
豚肉も割としっかりした厚みのもので、甘辛い味が染みこんでいる。通常の網焼き豚丼は必要以上にあっさりしたものが多いが、ここのはしっかり目に味が付いている。ただ、どちらかと言えば個性が突出しているわけではない、落ちついた味の豚丼だ。
セットにつく蕎麦は単品より量が少ないが、一般の人には必要十分な量と言えるだろう。
ラッキーにも、タイミング的に北海道士幌産の新ソバに切り替わったところだったので新ソバを味わえる!とはいえ、士幌産の蕎麦は香りが少し立ちにくい特性があるのだが、この価格で食べられる蕎麦でしかも10割である。感動的だ。ツルツルと美味しくいただいた。
しかし北海道は蕎麦の産地であり、麺はいいんだけどやはりつゆが甘めになる傾向がある。キリッとした辛汁で味わえる店がないかなぁ。
さて850円のリーズナブルなセットをいただいた後でも、まだ腹は減っている。ということでお隣にある豚丼専門店「ぶたはげ」も覗いてみることにした。ここは天麩羅「ハゲ天」グループが出す豚丼専門店だ。まだお腹には余裕があるな、、、と思ったが最後、豚丼普通盛りを頼んでしまった!
ここは豚丼専門店ということもあり、申し分ない旨さだ。豚肉の厚みと上質さはかなりのもの。しっかりした厚さがあるのにふんわりと柔らかく、自然に噛みち切れてくれる。
典型的炭火焼きの豚丼で、タレはごくあっさりしている。豚肉の質に余程自信があるんだろう!と思っていたら、なんともちょうどいいタイミングで豚肉の配送が来た!ケース内を覗くと、かなりサシの入ったピンク色の柔らかそうな豚ロースの切り身がずらりと並んでいた。いや、豚丼はやはり豚肉。そして豚肉といえば北海道である。なんで北海道の豚肉はこんなに旨いんだろうな。
さて今、ぶたはげのWebを覗いていたら、なんと!11月1日から東京の日本橋三越に出店するらしい!
11/1(火)~11/6(日) 日本橋三越本店「第11回日本橋三越本店の北海道展」に出展します。豚丼・豚丼のたれを販売しています。お近くの方ぜひご来場ください。ほかほかの豚丼をお持ち帰りできます。
ぶたはげのWebより
http://www.butahage.com/
ううむ 食い倒れガイド東京編の取材の末期で忙しいけど覗いてみるかぁ
さて かなり満腹だけど、やっぱりこの店を素通りするわけにはいかない!
帯広が誇るベーカリー、「ますや」である!
ここのキラーコンテンツといえば、JA幕別の岡坂さん、ノムさんをして「帯広のスタンダードサンドイッチ」と言わしめた、「白スパサンド」である。
今回、白スパサンド、ナポリタンサンド、そしてポテトサラダのサンドを買ってみた。
「なんだ普通ジャン」
と思われるかも知れないがどれもクオリティが高いのだ!
しかもこのサンド、なんと125円である!なんちゅう安さだぁああああああああああああ
JRのスーパー十勝社内で食べたこのサンド群、ナポサンドだけは凡庸であったが、ポテトは旨かった!もちろん白スパの旨さは永久不滅の背番号1と言えるレベルであった!
さて帯広から札幌に着いたのである。