やまけんの出張食い倒れ日記

宮崎よりレポート

宮崎県西都市のマンゴー部会への義援金、ご協力をいただいた皆さん、どうもありがとうございます。現在356,000円集まっています!今週いっぱい受付をさせて頂き、沼口君を通じてマンゴー部会長にお渡しする予定です。この場をお借りして御礼申し上げます。

さて台風による甚大な被害を受けた宮崎県西都市の農協職員、沼口君からレポートです。

マンゴー部会は日本農業賞(特別賞だったかな?)を一昨年に受賞したばかりの花形部会でした。マンゴーが世に出て脚光を浴びるまでには幾多の困難があり、初めて苗を移植して金になるまでに10年近く掛かったと聞いています。

マンゴーが栽培される以前はハウスミカンの栽培が盛んでした。ご存知の通りミカンは和歌山、愛媛県が既に代表産地であり、オレンジ牛肉の輸入自由化に伴って代替作物としてマンゴーが導入された経
緯があります。しかし、当時はマンゴーの施設栽培技術が無くまさに暗中模索の状態だったようです。その歴史を考えると台風ごときに打ちひしがれてはたまんないゼという気になります。

被災後数日は肩を落としていた生産者もやり直す気持ちが湧いてきており、必ず復活しようとお互いに言い聞かせてますョ。1年後、兄貴のブログで復活連絡が出来るよう頑張ります!!

がんばろう神戸に真似てがんばっど西都(方言有り)の精神をチョコチョコ広めています。(アハハ)


先日からマンゴーハウスで後片づけの作業の際に撮った写真です。激しくべっしゃりとイってるのがマンゴー部会長のハウスです。彼は他の生産者の作業を一生懸命に手伝っています。

こういう状況だそうです。

被災時にくらべ、復興の地味なシーンは報道にのらないことがおおい。けれども最も彼らが力を必要とするのは、正に復興のタイミングではないだろうか?少しの力にしかならないかも知れないが、応援のパワーを送りたいと思う。