昨日、4×4マガジン社の編集者・鈴木さんが、僕の自宅に本を配達しに来てくれた。その帰りに「銀座のジャポネに、挨拶と本を渡しに行きましょう!」ということになった。そう、今回の本には、銀座のロメスパ名店・ジャポネが載っています!
けど、昼のピークタイムはスゴイ行列になってしまう。すこしでも外そうと1時半に出かけた。
でも、、、ピークではないけど、満員で10人以上行列してる、、、
そう、ジャポネは4時くらいまではこんな感じなのだ。仕方がない。店長の小栗さんも鍋を振り続けている。お店の通称マダムが僕のほうをみて「あら」と笑ってくださる。取材時にはマダムはいらっしゃらなかったのだけど(残念!)
端のほうの席につく。とてもじゃないが忙しそうなので、会計の時にでも本を渡して立ち去ろうということに。
「ナポ横綱!」
鍋の切り替えタイミングだったか、ちょっと待ってから出てきたのであった。
「大変おまちどうさまでした、、、」
渡された時に、ちょうどジャポネのページを開いた状態で、本を「これ、店長に!」と渡す。
「あら?まぁ、、、ちょっとこれ、、、」
と女性店員さんがマダムに渡す。マダムも、
「あら!まぁ、私コレ知らなかったわ!」
と店長に見せると、それまで無言でスパを炒めていた店長が
「何いってんだ ヤマケンさんだぞ」
と仰るではないか!なんと 視線が合ってないのに僕の存在を感知していたのか!おそるべしマスター、、、
カウンター内ではマダムが無茶苦茶喜んでくれている。
「あら、まあ、これすごく綺麗に写ってる! ほら、あの『○ンチュウ』の記事より綺麗よ! お客さんにこれ、宣伝しますね!」
うわーお それは光栄である! まあね、だってジャポネに愛情あるもん。店長もニヤニヤしながら
「あとでゆっくり読ませていただきます!」
と。
ナポ横を平らげる前にポテトサラダがサービスで出てくる(笑)
心も腹も満たされ会計をして、挨拶をしながら出る。鈴木さんと顔を見合わせて、
「気持ちいいッスねぇ~」
いやとっても気持ちがよい。
僕の本には、批判は一切出てこない。美味しいと思い、面白いといえるものしか書いていないから当たり前のことなんだけど、だから掲載したお店の人には喜んでもらえると思う。こうして、掲載店を訪ねてまた歩くというのもいいなぁ。
さてナポ横綱を食べたけど、僕の銀座裏コースはここからもう一件。横断歩道を渡ってすぐのカレー名店「ニューキャッスル」にてカレーの「蒲田」。鈴木さんもちゃんと全部たいらげた。
腹一杯、心も充足した午後であった。本には、小栗店長がデカ中華鍋を振るベストショットが載っています。