さて
ベスト20を紹介する記事を書くだけで大変だぞぉ、、、今回でようやく20エントリが選出される。
食い倒れをしていて非常に嬉しい瞬間というのは、予期しないで入った店が素晴らしかった時だ。僕も出張に出かける時は、なんらかの下調べをすることが多い。しかしそれとは別に、町を歩いていて「これはっ!」と感じる店にはいることもある。そこが素晴らしく美味しい店だったりすることがあり、その場合に感じる悦びは、あらかじめ調査をして行った店の数倍になる。「出会い」を感じるからだ。
そういう意味で今年素晴らしかったのがこの店だ!
■ビバ金沢!素晴らしき店、酒と肴と人との出会い 金沢駅百番街「黒百合」https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/000184.html
この黒百合、料理も旨いし、呑んでいる常連さん達がまた渋い!このエントリで書いた、隣り合って呑むことになったおっちゃんは、実にいい感じの金沢料理の案内人であったのだ。うーん この人とはまた呑みたい。
実物の僕を知っている人ならお分かりと思うけど、僕は相当にオープンな人間なので、初対面の人と仲良くできることが多い。酒場でいい出会いがあったときは、本当に嬉しいものだ。心に残る食い倒れ旅であった。
そして今年の後半、インパクトをもって迫ってきた店と言えばこのトルコ料理「イズミル」だろう。これまた食い倒ラーである「おうさるさん」に先導してもらったこの店、味・雰囲気ともに良かった!
実はこの店、このエントリ以降まだ再訪できていない。おうさるさんによればイズミルには「やまけんのblogみてきた」というお客さんが結構きているようだ。うー 俺も行きたいゾ!スレイマンとエリフに会いたいなぁ。
あと、今年はけっこう企画モノへのチャレンジを始めた年でもある。その中でも、自分でも面白いと思っていて、かつ周りからも「あの企画はすごい!」と迎え入れられたのがこれである。
■国会議事堂 議員食堂は食い倒ラーのパラダイスであった!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/000336.html
国会議事堂内の食堂をすべて制覇しようというこのプロジェクト、二回実施したが、先はマダマダ遥か遠い。この企画が産まれた背景は、国会議員秘書のモロイさんとの出会いである。僕の家に大量のブルームキュウリが送られてきた日、地下鉄木場駅に夜11時に来てくれたら分けてあげるよ、という酔狂なエントリを書いたら、6人くらいが来たのである。その中にモロイさんが居たのだ。その際に彼の方から「国会にメシを食いに来ませんか?」という申し出があり、実現したのだ!以後、このモロイさんは僕の家からすぐの処に居を構えていることもあり、かなり密接に付き合いをさせていただいている。有り難いことだ。
この国会関連記事はまだ始まったばかりだ。今後もやるのでぜひ期待して頂きたい。ていうか、モロイさんが議員秘書を失職しないように選挙応援しないとなぁ、、、
さて、次は、無二路と同様、店ぐるみで今年最も仲良くさせて頂いたところである。
■北千住 地鶏焼き 「バードコート」
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/000429.html
とにかくこのバードコートの野島さんとは、親しくさせて頂いた。もうこの方は最高である。プロフェッショナルで、謙虚で、人格者だ。本当にシャッポを脱ぐ。
野島さんとバードコートのスタッフの皆さんとは、いろいろと記憶に残る食い倒れを一緒にさせていただいた。例えばこのエントリ。
地鶏の生産組合に少しでもお客さんが来るように、そして大子町に都会から人が来るようにという同期で開催するあたり、野島さんの人柄出ているのがお分かりだろう。
それと、僕の食い倒れ仲間を招いての長島農園でのダッチオーブンパーティーをやったのをご記憶だろうか。
★シークレット・ダッチオーブンパーティの週末
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/000526.html
このパーティーのエントリ後、「なんで俺or私を呼んでくれないの~!?」という講義が殺到した。でもなぁ みんな呼んでたら100人越しちゃうんだって。で、このエントリでの白眉は、やはりなんといってもバードコートの一同による、奥久慈シャモの照り焼きチキンバーガーなのである。シャモの卵を使った自家製マヨネーズと、バードコート秘伝のタレで焼いたシャモ肉を特製バンズに挟んで食べる超本格派の照り焼きーバーガー、店では頼んでも出してもらえない!これはもう幻である。その他のみんなが作った料理もすべて旨く、なんとも素晴らしい会になったのであった。
そうしたところを含め、バードコートのエントリをノミネートさせて頂く。
あと、僕の仕事に関連して、生産農家さんの姿を紹介するエントリも、読者さん達から支持をいただいた。中でも今年は「秋田イヤー」だった。秋田県内二カ所の農村で仕事をいただき、月二回はお邪魔できるという最高の環境にあったのである。
その中で、今年ダチになった伊藤ひろっきいの実家に、稲刈りをしに行ったこのエントリは非常に自分でも印象深い。
■新米ざんまい 秋田県大内町の大家族の宴は最高だった!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/000481.html
どうやら僕は二日間で米を一升分食ってしまったらしいが、、、秋田県の家文化を味わう素晴らしい旅だった。いやー あの茄子がっこは今思いだしても、米と一緒に食べたい、、、
さて今年は初めての、海外で実況blogというのをやった。そう、タイのバンコクで開催された農業情報学会の視察に行った時のエントリ群だ。
■タイ・バンコク周遊編(4日分ほどある)
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/000400.html
バンコク在住の同期生達と会ったりしていろんなところに食いに行った。その詳細を、逐一blogで紹介していったわけである。超一流ホテルであるフォーシーズンズに宿泊したので、インターネットはかなりいい環境(高かったけど)だった。おかげで更新に必死であったが、、、毎日飯が旨かったからいいや。
さて、そのバンコクでの現地執筆blogに慣れたのを爆発させたのが、この一連のエントリ群だ。
■常夏の楽園・沖縄を食べ尽くす
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/cat_ieiuaiouo.html(↑エントリ数多いので、ひとまとめページにします。下の方にスクロールしていってね。)
今年最大の旅といえばこれだろう。沖縄出身の川端卓による凄まじい旅程が組まれての旅行だった。しかも現地ではタクの親友であるキッペイをはじめとする仲間達が、僕らを迎えるため手ぐすね引いて待っていてくれた。食べ物ももちろん旨かったが、その沖縄人たちの気持ちが、最高のご馳走だったのだ!ああ、また行きたいよ、、、
さて
そしてこれがベスト20に入らないわけがない、今年度僕も最高の体験の一つとなっているのが、このエピソードだ!
まだ読んでない人がいたら絶対に読んで頂きたい。いつもの行きつけの店のバーテンダー君が、なんと日本一になってしまったのだ!その現場である神戸の会場に、僕は応援にいくことができた!
このエントリほど更新が待たれたのはないだろう。読者さんから「早く書いてくれぇ~」という催促が来まくった。僕も友人の津田ちゃんの家で、寝ずにエントリを書いた。また、このエントリでは動画を掲載したのだが、それもまた好評だった。動画はやはり雄弁だ。今後、多用していきたいと思う。来年はヘルシンキで世界大会だが、絶対に応援に行くぞ!
とまあ、こんな感じがベスト20だ!自分でみても厚みのある一年だった。だって、ここにあげていないエントリの中にも、すごくインパクトのあるのが多いんだもん。苦悩の末、選びました、、、
さて、このベスト20、ぜひ再読していただいて、投票して欲しい。投票ページのアドレスは別途記載する。
12月最後の週、大晦日の日中に締め切ってベスト10を発表する!皆様よろしく!