やまけんの出張食い倒れ日記

蓼科の板橋さん神澤さん宅にて食い倒れる。

以前の記事に紹介した日本酒ライターの神澤さんと板橋さん夫妻の、長野県蓼科のご自宅に招待して頂いた。これがすんごい家なんである。デジカメで撮ろうとしたら50m離れないと全景が入らない横長さなのだ! ie.jpg

ちなみに神澤さんは青少年少女向け小説を数作出版しているれっきとした小説家さんなのだが、僕としては日本酒ライターであって欲しいのでそう呼ぶ。

夫君の板橋雅弘さんはというと、実はさらに有名な作家である。イタバシマサヒロというカタカナ表記をすればわかる人もいるのではないか?週間少年マガジン誌に長きに渡り連載された(全32巻!)、あの青少年向けチョットHなドキドキ漫画「BOYS BE・・・」の原作者様なのだ!それはこのページを見て頂ければわかるだろう。他にも、第二次UWFの頃に高田延彦の本を書いたりと、プロレス関係者があっと驚く人なのだ。この業績に敬意を表し、僕は彼を「師匠」と呼んでいる。

とまあ、ご夫婦で充実した仕事をしていらっしゃるすばらしい方々なのだ。東京と蓼科をいったりきたりしている彼らの家にお邪魔して、さんざん食い散らかすというのが今回趣旨というわけだ。 twoshot.jpg

兄弟分の工藤ちゃんとその弟子の浅見君の運転で蓼科へ。かなり冷え込む空気の中、「渡辺篤史の建もの探訪」に出てきそうな綺麗で豪勢な家に到着。あとで冗談交じりに言ったら「ああ、ここの建築家はあの番組にもう10回くらい作品がでたらしい」と言っていた。うーむ。

冷え込む前に工藤ちゃんが薫製を仕込む。彼が創作した段ボール燻煙機だ。中には花輪飾りの台を芯として仕込んでおり、簡易ながらも余裕を持って温薫がかけられる設計になってる。 kudo.jpg

四方山話をしながらメシ。神澤さんは実に料理が旨い!これはおそらく食べることが人並みはずれて好きだからだろう。実に酒が進む旨い料理を作ってくれる。

ウドのきんぴら 野沢菜漬け南蛮炒め ☆ゆで豚のにんにくみそ漬け ☆牡蛎のグラタン マグロのカマ焼きカボスとスダチ・大根おろし添え 白菜の干しエビ・干し貝柱スープ煮 ☆原木しいたけの揚げびたし ☆牛肉・パプリカ・ニンニクの芽のオイスターソース炒め ☆絶品ナスカレー

☆マークは超旨かった料理だ。

全部旨かった!ナスカレーはドンブリに3杯食べた!感動した!

食べて一言

「飲兵衛・食いしん坊が作る料理は旨い。」

これ、ホントだと思う。


■白菜煮 hakusai.jpg ■椎茸煮浸し siitake.jpg ■感動の食卓 table.jpg ■顔と同じ大きさのドンブリを掻き込む著者 donburi.jpg