今年の大根やぐらシーズンがほぼ終わりました。干し大根は11月から収獲がはじまり、2月でだいたい終了。いま、すでにやぐらを片付ける農家さんがほとんどだ。それでもまだ何基かは残っているので、スタートレイル写真のために来た次第。ひとつまえのエントリで掲載したように、なんとか撮れて佳かった!
その撮影前、僕から市の担当者の里脇さん、そして田野町の美味しい料理屋さん「夕月」の緒方さんにお願いをしていたことがある。それは、お世話になったコアの方々に、僕の短角和牛すみれちゃんのお肉を食べていただきたいと言うことだ。自家用に冷凍しておいたウチモモ・マルカワ・サーロイン、トモズネを送って食べていただくことにした。会場は夕月のガレージだ!なんと緒方さん、店を休みにして対応してくれた(感謝!)。
片井野町のやぐら撮影をご許可いただいた秋山さんのご発声で乾杯!
すみれちゃんのお肉は各部位厚めに切りそろえていただき、塩のみ(胡椒なし!)で調味していただいている。炭火で焼きながら楽しむ趣向。緒方さんお手数をおかけしました!
まあ、すみれの肉は抜群に美味しいですからね、喜んでいただけるとは思ってました。じつはドライエージングなんだけど、そんなことおかまいなしに皆さん食べていただいた。宮崎牛のサシの世界とは正反対の赤身だが、エージングで柔らかくなり風味が増しているので、美味しく食べていただけたと思う。
先日、ご夫婦で大根洗いの場面を撮影させていただいた谷口おさむちゃんは、なんとあの時の写真を携帯の待ち受けにしてくれていた!嬉しいね~
すみれの肉の他にも、緒方さんの心づくしが!どれもしみじみ美味しいよ、、、
紅大根の胡麻風味あえもの(旨い!)と、手前は地元の豆腐になんばん醤油をかけたもの。
このお豆腐が実に!じつに美味しい!
夕月の必殺とんちゃん焼きも!ただしとんちゃん串用の肉は豚一頭から200gしかとれないので、こちらはもうひとつ一般的な「バージョン2」だそうです。
ていうかバージョン2で十二分に美味しい!
文旦の甘露煮!?美味しゅうございました。
それにしても、田野町の大根関係者のみんなは本当に仲良し。
よく呑み、よく笑い、支え合う!
地元紙・宮日新聞のエビちゃんとカメラマンの戎井さんも参加!
戎井さんの本日のカメラはライカか!と思いきや違ったOLYMPUSのPEN-Fに12mm単焦点のセットだ!
さて、送っておいたトモズネは「どう料理しましょうか?」といわれていたので、煮込みに、それも干し大根用の大根と一緒にスープにしたらどうですかと提案しておいた。
そうしたら!
やったーーーーーーーーーーーーーーーー!
すみれのトモズネとやぐら大根のカレー汁!最強に旨い。
すみれの脂部分が、マルヨシ商事のドライエージングの香りですごいことになっているのだ。
緒方さんがこのカレー汁を〆に2段活用!
「雑炊がいいですか、リゾットがいいですか?」
えっ リゾット!?
と、カレー汁の横に洗ったご飯と溶き玉子が用意されている!
ご飯を入れて温めたら溶き卵を回し入れ、、、
そしてチーズ投入!
30秒待って、、、
うおおおおおおおおおおおおおお
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
最っ高に旨い!
ベースのすみれトモズネカレー汁の美味しさに、トロトロの玉子ととろけるチーズが混じり合って、、、禁断の三重奏!
みな無言でこのゴールデンな〆ご飯をすすり込む!
夕月・緒方さん最高である!
ちなみに、緒方さんと谷口おさむちゃんはなんと同級生だそうだ、、、(笑)マジですか!?
来年度もまた撮影するぞ!ということで気合いを入れておひらき。皆さん本当にお世話になりました。田野町の大根やぐら文化をぜひ世の中にもっと広めていきましょう!
そして夜の撮影に向かったのでありました。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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