宮崎市田野町の大根やぐらは、いま大根干しの最盛期!頑張って撮ったこの絶景を観て下さい。農業文化遺産への登録を目指す干し大根文化は、これを観に宮崎に旅する価値ありの被写体だ!

2017年1月18日 from 出張

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OLYMPUS E-M1markⅡ+fisheye8mm

昨日から宮崎に入ってます。今回、このアングルの写真など数点を撮るために、わざわざ田野町の土木建築業者さんである長友さんにご出動いただき、ミニユンボで穴を掘っていただきました。またやぐらの持ち主である農家の秋山さんにもご面倒をおかけしました。御料名に深い感謝を捧げます。ありがとうございました!

その成果がこれ!

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えーと、解説しますと、魚眼レンズで天井に向けて撮影するわけですが、通常のやぐらは5メートル程度の高さなので、カメラを地面に置いて撮影したとしても、5メートル引いた状態でしかとれません。それだと、魚眼レンズでも意外に移る範囲はせまくなってしまうわけです。

そこで、、、1メートルの穴を掘ってその下から撮る!そうすれば6メートル引いた状態で、その分広く撮れるわけですよ! でも、1メートルの深さの穴というだけではなく、1メートル四方で掘ってもらわないと、周りの部分が写真に入ってきてしまう。つまりこういうこと↓

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四隅に穴の縁がかかっているのがみえますね。まあそういうわけで、1メートルの穴掘りをするという大仕事を長友さんにしていただいたわけです。穴って言ってもこれですからね!

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長友さん、本当にありがとうございました!

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もう一枚は、やぐらの中を夜間に、奥の奥まで照明を当てて撮るというアクロバット。

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6台のフラッシュを同時発光させてなんとかうまくいきました。これ撮るのに1時間かかっちゃった。フラッシュのメーカーが違うので、すべて手元で光量調整できないので、「あ、あのフラッシュの光量を少し下げなきゃ」という場合、脚立から降りて歩いて行って、変えないといけない。奥行き60メートル、しかもLEDライトだけが頼りの真っ暗闇。これは要改善ですね。

やっぱり、国内法に準拠した電波式リモートコントロールが可能なフラッシュを使わないとダメだ。予算が、、、頭が痛いです、、、

まあしかし、今回撮影でやり方はだいたい学習した!

そして深夜はスタートレイル写真を撮ろうと粘ったんですが、、、

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残念ながら天候が急速に曇りに入ってしまい、中途半端に。あとは機材の設定ミスもかさなって、今回はうまくいかなかった、、、機材を提供していただいたOLYMPUSさんにも申し訳ないことに。

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これはまたリベンジしなければなるまい、、、なんとか2月上旬の、片付け前にこられるだろうか。

今日はあいにくの雨。やぐらは撮れないので、その分、漬け物工場などを取材させていただきます。明日の朝には晴れるといいなあ。