あまりに深く面白い出雲そばの必然を探る旅。「口が切れそうになるほどザラついたそば」がなぜ好まれるのか!? ひきぐるみのむせかえる香りに、もう丸抜きのそばに帰れなくなりそうだ。

2016年2月27日 from 出張

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順調に出雲そばの必然を探る旅が続いております。毎日大量の蕎麦を摂取しております。でも不思議に飽きない。(お米は食べたいけど、、、)

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とにかく粉はひきぐるみ。十割もあれば外二、十一もある。なんにしても、のど越しのよさよりもまず香りと味。そして表面のザラついた蕎麦がよいという。だから、子供の頃はじゃりじゃりして食べたくなかったと多くの人がいう。もちろん大人になってからは大好きになっているそうだ。

そして在来種。

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右側の横田小そば。信濃一号と比べて半分以下?というくらいに小さい。改良品種を出しているものの、それでもなお小さい。けれども、この小そばだけで打ったそばの味はどうかと訊ねると「それはもう、香りも甘さも、、、」とうっとりした目に。

愉しい旅もいよいよ明日で最終日です。いま、隠岐の島に居ます。